新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

改めて、フットケアの道具を紹介します👣


今回は改めまして、

フットケアに使う道具たちを紹介いたします。

 

その前におさらいです。

フットケア広め隊の行う、介護現場でのフットケアとは

 

1.足の観察

2.爪のお手入れ

3.皮膚(角質)のお手入れ

4.保湿・むくみケア です。

 

日頃から足や爪の状態をよく観察して、

異常の早期発見に努めます👣

 

それでは、フットケアに使う道具たちを紹介いたします。

 

◇ゾンデ

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爪と皮膚の間のゴミをかき出します。

爪の形状や皮膚との境目を確認し、どこまで切れるかれ確認します。

 

このひと手間で、

深爪させてしまった や 肉まで切って出血させてしまった・・・

などの、ひやりはっとや介護事故はある程度防げるはずです!

 

ゾンデの代わりに、耳かきや歯間ピックなどでも行えます。

 

◇爪切り

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向かって左二つは、直刃(まっすぐな刃)の爪切り

向かって右は、曲刃(カーブのかかった刃)の爪切り

こちらが一般的に使われている爪切りですね。

 

フットケアではスクエアオフカットしやすい

直刃の爪切りをお勧めしております。

 

 

一般的な曲刃の爪切りの場合は、爪の端を切りすぎて

深爪になってしまう場合があります。

深爪は巻き爪や陥入爪の原因になりますので、

くれぐれも切りすぎに注意してください。

 

詳しくは 曲刃の爪切りと直刃のニッパー、切り比べ!

 

◇ニッパー

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フットヘルパーは新潟県が誇る三条市の諏訪田製作所さんの

足用直刃ニッパーを使っております。

 

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刃はこんなに開くので、厚くなった肥厚爪も

難なく切れます!!

もちろん、切れ味は抜群です👣

 

◇ヤスリ

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上から

・エメリーボード 紙やすりウォッシャブルタイプ

・ダイヤモンド加工のやすり

・ガラスのやすり

 

爪の長さや形を整え、靴下の脱ぎ履きや毛布等への引っかかりを防止します。

角が残っていると隣り合う指に爪が刺さり、痛みや出血の原因になります。

 

爪を切らなくとも、やすりをかけるだけで爪の長さを調整することもできます。

切りにくい巻き爪などは、爪切りで切らなくとも、こまめにやすりをかけて

適切な長さをキープさせるのもひとつの手です。

 

感染予防のために、お一人お一人洗浄した器具を使いましょう。

 

今回は、主にフットケアで使っている道具たち紹介いたしました。

 

爪切り一つとっても、

100円均一で売っているものから、数千円するものまで多種多様です。

 

例えば数千円するニッパーは研ぎなおしをしてもらえ、

一生涯使えるとしたらどうでしょう。

 

歩けて当たり前の足づくりには、爪切りは必需品です。

爪の状態で、踏ん張りや歩き方にまで影響がでます。

 

たかが爪切り、されど爪切り👣

 

いつまでも どこまでも 自分の足で 歩いていこう👣

 

 

介護士が行う介護目線のフットケアを体験することができます。

毎年好評をいただいております☆

 

福祉・介護・健康フェア

11月19日(日)9:30~16:00

朱鷺メッセ 介護の日県民のつどいコーナーにて

フットケア体験 お待ちしております。

 

 

フットケア広め隊

Team足フェチ   田辺美枝子


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