高齢者施設にフットケアのボランティアに寄せていただくと
時々お見掛けします。
どうしてこんなに爪が伸びちゃったの~👣
さて、どうしてこんなに伸びちゃったのでしょう?
・手が届かない。
腰が痛い・膝が曲がらない・お腹が出ていて。。。
・爪切りを握る握力がない。
・目がよく見えない。肉まで切ってしまう。
・爪が厚くなって、普通の爪切りでは切れなくなった。
・認知症で切り方がわからなくなった。
・痛くないから放っておいたら、伸びすぎた。
・めんどくさい。
などなど、いろいろな理由が考えられます。
さて、問題はここからです。
靴下を脱がないと、どれくらい爪が伸びているのかわかりません。
この方はこの長い爪で、どんな靴を履いていらっしゃったのでしょう。
靴はきつくなかったでしょうか。
歩行状態はどうだったのでしょう?
普通に歩けていたでしょうか。
膝や腰に負担がかかっていなかったでしょうか。
杖や歩行器は必要でしょうか。
歩き方の改善やリハビリは必要でしょうか。
⇒爪切りの支援が必要。
⇒福祉用具や理学療法士などの支援が必要かも?
歩けなくなる前の早めの支援が必要です👣
この方は、爪が伸びすぎて、歩きにくく、膝の痛みの訴えがありました。
膝が痛くて、動くことがおっくうになっており、
デイサービスも休みがちになっていました。
フットケアを行い、適切な長さに爪を切ることで、
膝の痛みも緩和されてきました。
休みがちだったデイサービスも、休むことなく
通うことができるようになりました。
見ようと思わないと、見えない足。
歩くこと、立つことに必ず必要な足。
時々見てあげてください。
大切な人の大切な足👣
フットケア広め隊
訪問介護オードリー 田辺美枝子