新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

どうしてこんなに伸びちゃった👣


高齢者施設にフットケアのボランティアに寄せていただくと

時々お見掛けします。

 

どうしてこんなに爪が伸びちゃったの~👣

 

図1

 

さて、どうしてこんなに伸びちゃったのでしょう?

 

・手が届かない。

腰が痛い・膝が曲がらない・お腹が出ていて。。。

・爪切りを握る握力がない。

・目がよく見えない。肉まで切ってしまう。

・爪が厚くなって、普通の爪切りでは切れなくなった。

・認知症で切り方がわからなくなった。

・痛くないから放っておいたら、伸びすぎた。

・めんどくさい。

 

などなど、いろいろな理由が考えられます。

 

さて、問題はここからです。

 

靴下を脱がないと、どれくらい爪が伸びているのかわかりません。

 

この方はこの長い爪で、どんな靴を履いていらっしゃったのでしょう。

靴はきつくなかったでしょうか。

 

歩行状態はどうだったのでしょう?

普通に歩けていたでしょうか。

膝や腰に負担がかかっていなかったでしょうか。

 

杖や歩行器は必要でしょうか。

歩き方の改善やリハビリは必要でしょうか。

 

⇒爪切りの支援が必要。

⇒福祉用具や理学療法士などの支援が必要かも?

 

歩けなくなる前の早めの支援が必要です👣

 

この方は、爪が伸びすぎて、歩きにくく、膝の痛みの訴えがありました。

膝が痛くて、動くことがおっくうになっており、

デイサービスも休みがちになっていました。

 

フットケアを行い、適切な長さに爪を切ることで、

膝の痛みも緩和されてきました。

休みがちだったデイサービスも、休むことなく

通うことができるようになりました。

 

見ようと思わないと、見えない足。

歩くこと、立つことに必ず必要な足。

 

時々見てあげてください。

大切な人の大切な足👣

 

 

フットケア広め隊

訪問介護オードリー 田辺美枝子

 

 

 


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