毎日暑い日が続いていますね~
フットケア広め隊 ブラックはビールが主食になりました~(笑)
今回は足浴のリラクゼーション効果について
あらためて考える機会がありました。
80歳代の女性。
終末期と診断され、
ご自宅での看取りを希望されていました。
週2回はお風呂に入りたいと言われていましたが、
徐々に血圧が低下、主治医に相談し週1回の訪問入浴となり、
入浴の代替として訪問介護で足浴を週1回実施しました。
足浴を実施した日は、下肢の冷感も緩和され、
入浴された日と同じように
夜はゆっくり休まれていたとの事です。
今回はベッド上で、足浴を行いましたが、
好きな入浴剤を使用したり、
お庭のお花を少し浮かべたりと
リラクゼーションを目的とした足浴となり
とても喜んで頂けました。
なので!!!!
足浴の手順をしつこいって思われても、
今回は少し細かいところまでお伝えさせて頂きます。
☆足浴の効果については前回のブログ参照
準備物品
・足浴用バケツ(共用の場合はビニール袋)
・お湯(足浴用のお湯 37~38度、かけ湯のお湯 40度くらい)
・手桶、バスタオル、フェイスタオル
・使い捨手袋、軍手、ペーパータオル
・レジャーシート(水はね予防)
・やわらかい歯ブラシ、綿棒、消毒剤
・泡ソープ(石鹸でも可)
・必要に応じて、ニッパー、爪用やすり
手順
①アセスメントを行います。
足浴を行う事を伝え、健康状態、爪、足の状態の確認を行います。
②足首がつかるくらいの深さのお湯に5分程
足を浸します。(37~38度)
*必ず自分の手で温度を確認し、踵からお湯に入って頂きます。
*共用バケツの場合は、ビニール袋をバケツに
敷いてお湯を貼り、一人づつ取り換えます。
③汚れていれば石鹸を使用して足を洗います。
④使い捨て手袋の上から軍手をはめ、
包み込むように、爪から指→足背→足裏→
かかと→指間をやさしく丁寧に洗います。
*爪から指、指から足へと末端から中央へ、
リンパの流れを意識して行います。
⑤綿棒や柔らかい歯ブラシで爪と皮膚の間や
爪の周りを軽くこすり、角質や汚れを取り除きます。
⑥足に新しいお湯をかけて石鹸を洗い流します。
*かける前にお湯加減を確認します。
⑦ドライタオルで水分をしっかり拭き取ります。
特に指の間は丁寧に拭き、
*爪から指、指から足へと末端から中央へ、
リンパの流れを意識して拭き取ります。
⑧爪が伸びている場合は爪を切ります。
⑨保湿を行います。保湿剤を手に取り、
爪→指先→足裏→足背から膝下→足首から膝裏に
かけリンパの流れを意識しながら保湿します。
*足裏は転倒予防の為 少量の保湿剤を使用してください。
私は足がむくみ、だるい時にお風呂場で、
ハッカ油を数滴たらして足浴をします。
もちろんその後は
足の保湿をリンパの流れに沿って行い
やっぱり、しめはビールですかね☆
次の日、顔はむくみますが。。。。。
*皮膚が弱かったり、アレルギー等がある方は
精油などのご使用は十分ご相談のうえでご使用下さい。
1日動き続けている足を少しいたわってみませんか☆
フットケア広め隊 ブラック 春日恭子でした。