昨年お世話になっている住宅で、介護フットケアの研修を行った。
色々考えさせられた、自己流の爪きり、見過ごしていたアセスメント・・・・
歩けなくなる原因は筋力低下や、関節の変形、慢性疾患だけではないんですよね、
足の指と爪がすごく関係しているって事を。。。。
ある日のお昼前、若いかわいいA介護士さんより℡があった
Aさん「かすがさ~ん、新しい利用者さんのKさん爪すごいんです」
私 「すごい??? どーすごいの」
Aさん「説明できない、来てくださーい」
足が痛くて歩きにくいと言われていたそうですが、これは痛いわ、
爪が皮膚に刺さって赤く腫れています。
介護士にはケアできないので、
こんなときは、隣接するクリニックのDrに℡、℡(もちろん関係者には了解を得ます)
「春日です、N先生にお願いがあるので看護師さんお願いします~」
「時間かかるやつですか~って先生が言ってますよ~」
「はい、マシンとニッパーをお願いしたいんです」
「ふっふ、3時にきてくださいって」
処置後は、毎日足浴の指示がでた。ケアマネさんを中心に、プランの見直しをお願いし、
入浴のない日は足浴を行い、清潔と保湿に努め、定期受診をしたが、
今日の爪、この方は外反母趾もあり、親指が常に大地から浮いている。
指が地に着かないため 爪がまっすぐ伸びない・・・足の指が大地を踏みしめるって本当に大事です。
受診してマシンをかけて頂いた、靴の見直しもしなくっちゃ、リハで歩き方も相談しよう!!!!
一人だけではなにもできないけど、今は環境に恵まれている、隣接するクリニック
各事業所さんとの情報共有がスムーズにできるのでありがたい事です。
Kさんのケアは現在進行形です。
いつかすべての介護士さんがご利用者の表情や体調を気にするように、
爪や足をいつも気にかけてくれると嬉しいですね~
特に、お風呂の際、ご自分で身体を洗っている方はついつい足の観察を見逃してしまいます。
今後多くの職種の方と協力できる環境作りができるといいな~とフットケア広め隊の隊員は考えているのです
介護士の行うフットケアは足をよ~~~く見ることからはじめます。
ブラックマネージャーの 春日恭子でした