どうも‼福祉用具オタク、バガボンド・テルこと徳橋でございます。
今朝の外気温は、氷点下1℃でした。先週は寒波の影響で氷点下6℃などということもありました。
もっと寒い地域は沢山あるとは思うのですが、それでも寒いものは寒いのです。
ということで、今回は「温熱環境」について記します。
「バリアフリー」よく聞く言葉です。
では、バリアフリーって、なんですか?
手すりを設置することですか?
床を平らにすることですか?
ハイ!そのとおり!!
皆さん大当たりで、ハズレです。
「バリアフリー(英語: Barrier free)とは、対象者である障害者を含む高齢者等の社会的弱者が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態を指す用語である。」~ウィキペディアより~
「手すりを付けること」「床の段差を解消すること」は、その手段であり、目的は「障がい」や「障壁」を「取り除く」ことなのです。
で、今回のお題「寒い」の出番です。
ヒートショック・温熱環境などという言葉を聞くことが多くなっていると思います。
この課題を改善することも立派なバリアフリーだと思います。イヤ!!これこそが雪国や寒冷地におけるバリアフリーの基本である。といっても過言ではないように思います。
北海道や青森県など「極寒の地域」の家屋では、温熱環境対策が十分にとられていると思うのですが、新潟県など、「中途半端に寒い地域」の家屋では、温熱環境対策が不充分な割合が少なくないと思います。
皆さんは、いかがですか?真冬の季節の朝、温かい布団から出ることが容易にできていますか?
意思が強かったり、楽しいことがあったりすれば、温かい布団から容易に出ることは可能と思いますが、これが、毎日となると、どうでしょうか?
以前、私がアパートで暮らしていた頃は、寒い朝、布団から出て猛ダッシュで、ファンヒーターのスイッチを入れ、部屋が温まり始めた頃に布団から出て、温かい部屋へ行く。仕事が休みの日には、布団からでない。なんてこともありました。
床が冷たいので、スリッパが必需品でした。
が、今は、外気温が氷点下の寒い朝でも、難なく布団から出ることができます。
そう!!意志の強さです!!!鍛えましたッ!!!!
って、冗談です。温熱環境を整えたのです。
何が言いたいかというと、新潟県のように中途半端に寒い地域、温熱環境が整っていない家屋において、手すりを付けたり、床の段差をなくすことも大切ですが・・・、
先ずは温熱環境を整えましょう!!
ということなのです。
いくら手すりを付けようが、段差をなくそうが、寒さで布団から出ない。動かない。って!?
温熱環境を整えなきゃ!ね!!
いくら掘っても畑にゃハマグリ出てこないっていうぢゃない!!