どうも‼福祉用具オタク、バガボンド・テルこと、徳橋でございます。
私は普段、介護支援専門員としての仕事柄(?)、車を運転して市内を廻ることが多いのですが、交差点などで曲がる、進路変更する際、ウインカーを出すことより先にブレーキを踏む人が多い気がするのです。
自動車運転教習所では教わっていないことが、いつの間にか習慣となっている。運転免許証の更新などで、運転講習を受ける機会があっても、また、いつの間にかウインカーより先にブレーキを踏むようになってしまうのは、なぜなのでしょうう?
これは、私が住んでいる地域が独特なのでしょうか?
私と同じように感じている人はどれくらいいるのだろう?
などと、ついつい考えてしまいます。
残念ながら、「人間」は経験の積み重ねにより、徐々に「初心」を忘れ、周囲のことが見えにくくなり、自分中心の考えとなってしまう生き物のようです。
そう考えると、認知症による物忘れや理解力の低下により、トイレなどの照明を消し忘れてしまう。水道の水を出しっぱなしにする。という行動も頷けるような気がするのです。原理は同じだと思っちゃうのは私だけでしょうか?
「目の前のことが全て」という状況下において、必要のなくなった照明の消灯や水道水を止める。などという行為は、不必要でしかない。電気代が、水道代が、エネルギーや資源がもったいない。などという社会通念は不必要。っていうのと、自動車が曲がれば、自身の目的は達成できるので、自動車が曲がる際に減速するから、後続車は注意してね。という思いやり(?)事故を防ぐための情報伝達(?)は不必要ていうの。どこかしらに共通点がある。似通ったところがある。と、感じるのは、私だけでしょうか?
何が言いたいのか?というと、照明の消し忘れや水道水の止め忘れは、認知症によるもの忘れや理解力の低下だけが原因では無いように思うのです。
認知症の人も、認知症ではない人も似たようなところがあり、別々ではないように感じる。って、ことです。
また、「習慣付け」された事柄は、物忘れがあっても出来ちゃう。ということで、繰り返し行なうことで、習慣化すると認知症の人でも、新しいことが出来るようになる。とも、思うのです。
皆さんは、どう思いますか?