新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

介護保険サービス利用負担割合が2割となった方へ  その3


どうも!福祉用具オタク バガボンド・テルこと徳橋でございます。

「その2」では住環境整備実施のメリットとして被介護者の自立度向上や介護者家族の介護負担軽減を中心に記しました。今回は費用についてを中心に記します。

と、その前に・・・。

住環境整備実施の話をすると「楽をすると動けなくなる」「我が家はスパルタ方式です」「リハビリや運動を頑張ってしてもらう」等々の意見が出てきます。

「楽をすると動けなくなる」は、果たしてそうなのでしょうか?「動かなければ動けなくなる」は、当然のことです。で、楽でないと動かくなります。楽であれば動きます。皆さんもご自身の事として考えてください。大変なことやキツイことは後回しにしませんか?または、何だかんだと「しなくて済む」ようにしていませんか?楽なことは何だかんだと言わずにしていると思います。いかがでしょうか?

リハビリや運動を頑張っても直ぐに成果がでないと、頑張る気力も失せてしまいます。また、日常生活で「頑張る」ことはそう多くはないと思います。食事や入浴、排泄を日々頑張って行っている方は、どれくらいおられるのでしょうか?

「動かなくなると動けなくなる」これは当然のことです。「いかに楽に」「より便利でより快適に」と日常生活を送ることができるように考える必要があるのです。自分できるようになれば放っておいても勝手にするのです。大変なことだといくら家族が「頑張れ!頑張れ!」といってもしなくなり、そのうちに家族も諦めます。

で、結局「リハビリや運動を頑張ってしてもらう」と言ってい方が「頑張って介護しなければならない」ことになってしまうのです。

もちろん、被介護者の状態に応じてはリハビリ実施が必要な場合が多々あることと思います。適切な住環境整備実施がなされていることで、短期間で成果を出しやすくなるので、リハビリを頑張って行えるのです。

 

頑張って生活(暮らす)するより、楽しんで生活(暮らす)したいと思いませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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