どうも‼福祉用具オタク、バガボンド・テルこと、徳橋でございます。
不安から発生するデマと、認知症症状がある人の強い思い込みって、似ているって感じた。という内容です。
昨日夕方に私が勤めている事業所の職員から、勤務後に高熱で受診した。という連絡がありました。
職員の中に「コロナウィルスだ!」「新型肺炎だ!」と、他の職員に触れ回る人がいる一方で、冷静に「診断されたのか?」と事実かどうかを確認する職員が多かったです。
新型肺炎に対する不安から、
「自分は不安を抱えている」と、周囲へ触れ回る人
「新型肺炎であってほしくない」と、事実を確認し不安を払拭したがる人
どちらも「不安」なのです。
認知症のBPSD(周辺症状)の一つとして「妄想(強い思い込み)」があげられていますが、
事実は異なることを言っているかもしれないが、実は「自分は不安を抱えている」と、周囲へ触れ回る
「〇〇であって欲しい」「××であって欲しくない」と、不安を解消したい。不安を払拭したい。と、願望を事実化したいと思い口に出す
やはりどちらも「不安」なのです。
認知症症状があるから、認知症症状は無いから、に関係なく人は同じような行動をとる。
なので、認知症症状が有っても無くても対応に大きな違いはないのです。
あ、そうそう高熱で受診した職員はインフルエンザでも肺炎でもなく「風邪」だったそうです。