どうも!福祉用具オタク バガボンド・テルこと徳橋でございます。
自分の状態に合った道具(杖)を使いましょう。という話です。
歩行が不安定となり、転倒・骨折で入院され、治療やリハビリを経て退院された方のお宅へうかがった際、屋外のみならず、屋内でも杖を使用することを提案しました。
その時に言われた「杖(道具)に頼ると歩けなくなるので、杖(道具)に頼りたくない」という言葉。
他のお宅で「介護ベッド」を提案した際にも同じようなことを言われました。
以前には「歩けなくなったら杖を使う。今は歩けるので杖は必要無い。」とも言われたこともあります。
お言葉を返すようですが、歩けなくなったときに必要なのは「杖」ではなく「車いす」です。と、その方には笑顔で言い方も柔らかく説明しました。
「杖」は、「転ばぬ先の杖」という諺にも出てくるように「支持基底面を増やすことで歩行を安定させる」という役割を果たしてくれますが、その他にも「姿勢を適切に保ち易くしてくれる」という効果もあるのです云々
などと、その方に説明していたら、膝にトラブルを抱えておられるその方の奥様が「杖が欲しい」と要望された。という・・・。
ハイ!お後がよろしいようで・・・。