どうも!福祉用具オタク、バガボンド・テルこと徳橋です。
ことしも「新潟うまさぎっしり博」のスタンプラリーで県内あちらこちらの公共施設や商業施設へ遊びに行きました。
多くの施設で「車いす」が設置されているのですが、多くの場合が「足置き台」の高さが未調整(多分、搬入されたときのまま)で使用されていました。
実際に車いすを使用されている方の様子を観察していると、車いすに乗車してからのしばらくは「足置き台」に足を乗せておられるのですが、そのうちに足置き台から足をおろして床面に足をつかれています。
車いすに乗っている殆どの方は自走ではなく、家族から押してもらう介助を受けておられ、介助者が声かけすることなく、足置き台に足が乗っているかの確認をすることもなく、不意に車いすを押すものですから、車いすに乗っている方が慌てて足置き台に足を乗せる。などという場面に遭遇すること、「なんで足をおろすの!!危ない!!」と家族から「お叱り」を受けておられる方もいました。
ふと、気になったのが(細かいことが気になるのが悪い癖?なので・・・)、同じようなことが介護の現場でおこっていないだろうか?でした。
介護の現場とは、入所施設(入所サービスも出来ていないところがあるかもしれません)ではなく、通所サービスやショートステイなどです。通所サービスやショートステイでは曜日やその日ごとに利用者が異なるので、車いす使用者に対し、その方専用の車いすを用意することは難しいと思います。
車イスの足置き台、搬入された時のまま「放置(未調整)」ではありませんか?
もちろん「足置き台」が高い位置のままで、利用者さんに合っているのなら、調整しようとした結果その高さが合っているのなら問題はないのです。