新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

これって誰の責任? ~調子こいての病院への注意喚起?~


どうも!福祉用具オタク、バガボンド・テルこと徳橋です。

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数ヶ月前、とある病院の待合での出来事で、気になったことを書き込みます。

妻の受診に夫が付き添って来られたようです。夫が車いすをおさえ、妻は屈むことができないのか面倒なのか、フットサポートを上げずに車いすに座ろうとしていました。フットサポートと座面との間にある空間に片方の足を入れると、もう片方の足は狭くては収まりきれずに入りません。それでも数回はなんとか収めようと挑戦されていました。私は「どうするのだろう」と気になって様子を見ていました。すると、片足をフットサポートに乗せ、フットサポートに乗せた足にあまり体重をかけないようにして反対側の足で踏み切り、勢いをつけて『ヒョイ!!』とフットサポートを飛び越えるようにして座ったのです。

歩行時にフラツキなく、バランスも悪くなかったので、「事なきを得た」のですが、「危険な行為」に違いなく、幾度も同様のことを繰り返せば、いつかは事故につながります。

私が気になったのは、転倒したら?事故起きたら?「誰の責任なの?」ということなのです。

誤った乗降方法をしてしまった側の責任なのか?『危険な使用方法』『誤った使用方法』を放置(黙認のみでなく「危険性を知らなかった」等も含む)した側の責任なのか?とても気になりました。

大きな病院に入ると出入り口に病院関係者が立っていて来院される方が声をかけやすいような工夫をされいる病院も目立ってきました。その方などが「車いすの正しい乗降法」「車椅子の危険性」などについての説明を行っているような様子は残念ながら私が知る限りではないようです。

病院や施設での人手不足が深刻な問題となっている昨今、「そんなことに人員はつかえない」ということなのかもしれませんが、つい気になってしまうのです。

 

気になるといえば、はたまた病院の待合でのことですが、

車いすを自走されていた方が、後方確認せずにバックして後ろにいた人と接触?ぶつかる?という寸前になりました。また、同じように車いすを自走されている方が『通路をふさぐ(他の来院者の通行を妨げる)』、もちろん故意ではありません。

このような場合、車いすに乗っている人が「悪者にされて終わり」では悲しいなぁ。と、私は勝手に思うのです。

「車いす自走ユーザーへの配慮が足りていない」のでしょうか?

これって誰の責任?


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