先日、介護施設の見学会を企画したので、そのレポートをします。
今回の目的は『ハードの良さ』『５Ｓの実践』『離職ゼロの実践』『利用者との関りを増やす分業体制』など、他にもいろいろとありますが、多くの施設の人たちに知って欲しいと、呼びかけて、6月30日に見学に行ってきました。
まずは名刺交換から始まります
名刺交換のあと、さっそく施設で出されている食事をいただきました。僕もいつも行くと食べてましたが、本当に普通の食事です。施設っぽい感じがないのです。食事は施設によって差がありますね。センスのない介護施設はぜひ参考にしていただきたいです。
食事のあとは、社会福祉法人 五彩会の主要メンバーからのご挨拶。常務が不在で残念でしたが、また不在の理由が『10年目職員へのハワイ旅行プレゼントの同行』でした。これまたすばらしい福利厚生です。
さっそく見学です。最初に理念。理念を軸にしっかり各部署が目標を立てて、施設内に大きく掲示しております。本気で取り組んでることがよくわかります。
去年から取り組んでいる『大人の学校パライソ』は入学式、先生、生徒、教科書など、見た目、カタチを大事にしているので、職員、利用者、共に楽しめているようです。先生はちゃんとブレザーを着てやるんですよ。
介護にハードは関係ない、ハートだ！という人もいますが、僕はハードは基本であると思います。介護施設はもっと動線を考えたらいいと思います。パライソさんはこれだけセンスが良いのに、一般的な特養と同じくらいの予算で建てたんだそうですよ。
５Ｓの実践事例の一部です。とにかく整理整頓。見える化が基本ですね。それも介護職員ではなく、周りのスタッフのアイデアで進めることも重要です。
時間がなくてご紹介できませんでしたが、こちらはスーパートランスの実践施設でもあります。ヒバだったかヒノキのお風呂です。メンテナンスが大変ですが、これは介護職員がやるんだそうです。ベッドサイドの備品も介護のこだわりとつながっております。グランドルールも含めて、こういうプライドを作ることもパライソブランドを強化するのです。
予定時間を大幅にオーバーして、最後に説明会です。皆さんいろいろと圧倒されて逆に質問が出てきません(笑)
終わった後は、近くの温泉で懇親会。こちらもまた大盛り上がりでした。
翌日はアクアマリンふくしまで遊んで帰りました。皆様ご参加ありがとうござました。
福島県いわき市、特別養護老人ホーム パライソごしき様とは、東日本大震災の翌日からのご縁で、利用者の批難の協力をさせていただきました。震災以降、遊びに行ったり、遊びに来てもらったり。長い付き合いです。あまり雰囲気の良くない介護施設もありますが、こちらの経営者、現場のスタッフの皆さん、他職種の皆さん、本当に良い人たちばかりで、希望が持てる介護施設です。ユニット型は人材育成が難しいとされていますが、パライソさんはそれを克服して、去年は離職ゼロを達成しました。とにかく一見の価値はあります。また見学会、企画させてください(^^♪社会福祉法人 五彩会の皆様、今回はタイヘンありがとうございました！非常に勉強になりました！！
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