新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

人とうまくやるということ。


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結局のところ、スキルマトリクス研究でも、最終的には人とうまくやることが大事だという結論に至ったわけですが、じゃあ、人とうまくやるってどういうことなの?という話です。

 

先に答えを言いますと、『その人に合わせて演じること』が重要なのです。

 

強くありたい人には弱そうに。
頼りたい人には頼れそうに。
早さを求める人には早く。
慎重さを求める人には慎重に。
明るさには、自分も明るく。

 

ということではないでしょうかね。
生きづらさや、付き合いづらさ、というのは、ここの『合わせて演じるができない』ことから出てくるんではないでしょうか。

 

何度も言いますが、いろんな人がいてもいいじゃない、という意見はここでは無用です。
組織で生きることは、組織に合わせることが必要なのです。
自分らしく生きたいなら、ほかでどーぞ、です。

 

でもね、そうやって組織に合わせて生きているようでも、ちゃんと自分らしさが出てくるもんです。
演じるとは強さです。

 

スキルマトリクス理論では、組織で努力しなければ、本当の自分らしさは見つからない、と言われています。(と僕が言ってます)
そういう人とうまくやる努力をした人が『いろんなタイプの人』として受け入れられるのですよ。

 

あなたはあなたのままでいい、とか、オンリーワンとか、言わなくていいですから。
あなたがあなたのままでいるから組織がおかしくなるんですよ。うっしっし

 

人に合わせることができない、演じることができない人の中には、演じることは、嘘をつくこと、ととらえている人もいます。
自分に正直でなければいけない症候群の人は、演じることを拒否します。
そして、あえて正直なことを言うことで、周りの雰囲気を悪くします。

 

たぶん誰かに対する八つ当たりなんですけどね。
『ほら!お母さんが正直に生きろって言うから、正直に言ったけど、みんな気分悪くしてるよ!お母さんの望んだように生きるとダメになるんだよ!あなたの育て方は間違ってたんだよ!ざまーみろ!』
と自分を傷つけることで、親への復讐を果たすのです。
そういう症候群の人には、親からの謝罪が必要なんでしょうね(笑)

 

人とうまくやる、ということは、そういうトラウマやら呪いを乗り越えて、知性でコントロールしつつ、相手に合わせるってことなんですけどね。
難しいですよね。
でも大事なのは、誰にでも合わせることではなく、必要な人間関係を維持しつつ、自分を高めていくことなんです。
だから、自分にとってマイナスな人には遠慮することなく合わせなくてもいいのですよ。
そこらへんはビシッと!『おめーには合わせねーよ!』と心で叫んでください。うっしっし

 

知野吉和


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