新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

どこから手をつけたらいいかわからないリーダーさんへ


こんなことありませんか?
人材、人員不足問題・・・募集しても来ない、来てもすぐ辞める、資格所有者がいない、経験者がいない、少ない

育成、教育の問題・・・どこまで教えたらいいかわからない、教え方がわからない、

やる気の問題・・・約束を守らない、協力性がない、会議で発言しない

スキルの問題・・・知識、技術がない、気づきが低い、

勤務の問題・・・残業が多い、当たり前、夜勤が多い、

雰囲気の問題・・・いらいらしている人がいる、くよくよしている人がいる、居心地が悪い、人間関係が悪い

組織の問題・・・上司が頼りない、がんばっても認められない、ルールがない

これは、カテゴリー分けしたように見えますが、実は3つの要因に分けることができるのです。
①チームワークの問題
②職員の個々のスキルの問題
③職場(会社)の組織、仕組みの問題

で分かれます。それぞれを展開すると

①チームワークとは、職場の雰囲気です。雰囲気に対して個々の職員がどのように感じているか、ということも含まれます。
②職員のスキルとは、知識と技術です。いわゆる専門的知識と、それに伴う技術のことです。
③職場の仕組みとは、ルールや、マニュアル、組織の考え方そのものです。

これらのいちばんの特効薬は、③の組織のトップの考え方を変えることが最も早い解決方法になりますがこれは、現実的ではないし、もしかしたらトップの考え方ではなく、現場のリーダーに問題があるケースもあるので、トップを変えるという手法は危険ですね(笑)

では現実的に、何からアプローチをするか。やはり③になりますが、ルールをしっかり作ることが重要です。
ルールとは、決まりです。不正や、不真面目さ、不機嫌さを許さない、という毅然とした体制づくりです。
不機嫌な職員がいるのは、その職員が悪いのではなく、それを許す組織に問題があるのです。
新人が育たないのは、育てさせない、育成しない組織に問題があるのです。

まずは、この施設を良くしよう、この組織を良くしよう、このチームを良くしよう、と決断することから始まります。
そして、不真面目さ、不機嫌に仕事をする職員を絶対に許さないこと、そういった職員を正していくことです。
管理者、リーダーが逃げたらその施設は終わりです。

そして、もっと、手っ取り早く、効果的な方法として、新人育成をしっかりやっていくことです。これがいちばんです。
新人を1か月で育てるスケジュールを組み立てること、そのために必要なマニュアルを用意したり、試行錯誤していく過程で施設の雰囲気はかなり変わります。

実は新人さんが1か月で育つのはかなり難しい話ですが、それだけ作り込むことで2か月くらいで独り立ちできる施設もあります。
マニュアル作り、誰が指導していくか、などの問題も、本気で管理者、リーダーが取り組むこと、その試行錯誤の過程を現場のスタッフに見せていくことが、組織の問題、課題を大きく改善することにつながるんですよ。

まずは信じてやってみてください。もし不安な介護施設様は、僕を呼んでください(笑)宣伝でした。


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知野吉和

シェア大歓迎(^O^)

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