新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

看護と介護の違い・・


IMG_4699.JPG介護がなぜつまらないのか。
本来、仕事というものは、非日常であり、自分を変えて、演じて、普段よりも気持ちを前に出してやるものです。
本当は人見知りだけど、仕事だから、飛び込み営業をする、とか
本当はキライな相手だけど、取引先だから、笑顔でがんばる、とか
自分に無理をかけるから、達成感も大きいし、人間的な成長もするのです。
ところが、介護はなぜか、無理しない、穏やかな、やさしい毎日を送らないといけないような雰囲気になってませんか?
起きて、食べて、風呂に入って、トイレに行って、寝る。
この何でもない日常生活に喜びを見出しながらやるのが、介護なのです。
面白さ、というのは非日常の中にあります。日常生活が毎日ワクワクどきどきってのは、どうなんですかね?
犯罪者の更生のための就業の場として介護施設が利用されている話がありますが、あれに対して、『おれたちを犯罪者と同じにするな!』という介護職員もいますが、非日常の中で生きた人たち、もしかしたら殺す殺されるの世界で生きていた人にとって、介護施設ほど穏やかな時間を過ごせる場はないのではないでしょうか。非日常の中に生きた人にとって、介護施設の日常はとってもありがたいものかもしれません。むしろ穏やかな日常に感謝できます。
日常の平和な時間しか過ごしていない人たちよりも、日常の大切さを知っているかも知れません。
看護と介護の違いもそこにあります。看護の世界は非日常です。急変があり、命を救うという一連の流れにいろいろなドラマがあります。
人見知りとか、プライベートの悩みとか、関係なく、今は『命を救う』というわかりやすい使命感にすべてのスキルを発揮するのが医療です。
ところが、介護は、うんこたれたとか、徘徊したとか、ごはんはまだか、とか、財布はどこだ、とか、お前は誰だとか、そんなところです。
※確かに、プロとして、必要な知識や技術は高いものが求められますが、今、現実を言ってるので、そういう理想論の話ではないですよ。
飛行機や新幹線で、産気づいた妊婦さんがいたり、発作を起こした人がいて、『この中にお医者さんか、看護師さんはいませんか!!??』と、機内はざわめき、『私、看護師です!』と言いながら走りよるから、ドラマがあるのです。それが非日常です。
介護は、飛行機で、誰かがうんこをたれて、『この中に介護福祉士さんはいませんか??』とは言いませんよね。どっかのおせっかいな人が登場するくらいですわ。ドラマにならんわ~。
だから任侠ヘルパーは、ヘルパーという日常に、任侠という非日常を入れて、やっとドラマになるのです。映画になったら、ほとんど仁侠映画でしたけどね。
まーとにかく、この日常を楽しいと思えるか、思えないか、で介護に対する姿勢が変わるのです。
だから介護は面白い!←あ!たなかいごさん、すいません(笑)
介護のマンネリ化を感じてモチベーションが下がる人たちは、休みの日にバンジージャンプとかやって非日常体験をたくさんやったら、面白く感じるんではないでしょうかね。ウッシッシ

About the author

知野吉和

シェア大歓迎(^O^)

2 thoughts on “看護と介護の違い・・”

  1. 非現実で休暇を満たすほど、休暇日数や給料面では恵まれている業界ではないと思います

    1. おがわさま ですよねー。そしたらパジャマパーティーくらいですかね!!!

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