新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

優先順位とは?


IMG_4595.JPG新人育成中の指導担当者の面談をしていると、よく『仕事はだいぶ慣れたようですが、優先順位がまだわからなくて。。。。』という話を聞きます。
優先順位はどうやって教えたらいいのか?
そもそも優先順位とは何か?
優先順位だけの話でなくとも、このブログでは、普段当たり前のように使っている言葉の意味をさらにつっこんで展開していますが、答えを聞くと、『そうだろうね、そんなわかってるわ』と思いがちですが、実は無意識レベル、非言語レベルで理解していることを言語レベルに展開するのってけっこう苦労するんですよ。
だから優先順位を教えている先輩ってなかなかいないですよね。
では、問題です。
優先順位とは、なんのことを言っているのでしょうか?
何を優先するのか、私たちは業務の中で、どう優先順位をつけているのでしょうか?
例えば、コールが3つ同時に鳴った時に、誰を優先にしているのか?ということです。
介護に限らず、仕事が3つオーダーがあった時に、どこから先に手をつけているのか?
『・・・・』←ここに答えを書いてください。
そして、もう一つ、優先順位を新人さんがすぐにわかるかどうかです。
慣れないとわからない、という人もいます。では慣れるとはどういうことなのか?期間なのか、回数なのか。
では、答えを言います。
優先順位とは(優先するべきものとは)『早く処理しないと、あとで大変なことになるもの』です。要はリスクの高さを言います。
指導担当者の方は、指導するときに、『この人は早く対応しないと転倒するよ、とか、モレる恐れがあるから、早めにやっておいてね』と指導しましょう。
言語化することで成長は早まります。
慣れるというのは、その利用者の『いつもの様子がわかる』ことで、優先順位がわかるようになります。
期間で言うと、だいたい6ヶ月です。慣れの回数は1200回です。←これについてはまたそのうち。
優先順位が早く分かるようになるのは、学びの早さとか、仕事に対する興味だと思いますが、教える側から言えば
やる気にまかせた教育は正しくないので、やはり、やる気がある、なしに関わらず、答えを教え続けることが大事なのです。
何度も言いますが、新人が育たないのは指導者のせいです。指導者が悪いのは、職場の問題です。
新人に罪はない!!ウッシッシ

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知野吉和

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