組織と言うものは、何を目指せばいいのかと言うと結局のところ
『良いチームワークを維持すること』なのです。
チームワークとは目的達成集団であると私は定義しています。
理念や、理想の実現は、必ずチームワークが必要なのです。
良いチームワークがあってこそ、目標、目的達成集団となるのです。
逆に言えばチームワークの悪いところは、良い組織とは言えないのです。
チームワークの理論をわかりやすく展開すると、チームワークができあがるためには
①あいさつをする
②天気や、テレビの話題など、さしさわりのない会話をする
③共通点を見つけて、仲間になる(飲みに行くとか)
④ところでさー、あなたのおむつ交換のやり方だけどさー、
と、仕事の話や、目標、目的の確認をする
(指摘しあう、注意しあう、議論する)
⑤励ましあって、目標を達成するたびに称えあう
(チームワークの完成)
⑥ケンカして①に戻って、繰り返される
(必ずケンカ、ではありませんが、倦怠期のようなものが起こります)
皆さんの施設は、皆さん自身は、現在何番ですか?
①あいさつ程度で終わってますとか
②あんまりしゃべると変な噂になるから、顔色伺ってますとか
③良く飲みに行きます!でもなーなーです、とか
④レベルアップするためにかなりみんなで指摘しあってますよ~とか
ここでよく間違われるのが、③の仲間になっていないのに、④の指摘をすることです。
指摘をするなら、しっかりと関係性を作ってください。
仲間になっていないのに、指摘された職員は必ず①か②でとどまります。
仲間にはなりませんので、要注意です。特にリーダーさんは、まず自分の部署、ユニットの
職員と気軽にプライベートの話が言い合える関係を作りましょう。(あまり深い話は必要ありませんが)
チームワークは、必ず、仲間になることを通過して、です。
仲間になる必要はない、というチームの作り方は必ず破たんします。
私がコンサルさせていただいている施設では、飲み会の企画をおすすめしています。
仲間になるのに手っ取り早いからです。とにかくこれを繰り返すことが大事です。
介護施設は勤務の都合上、実はコミュニケーションの時間が少ないのです。
私が飲み会に参加したいから言ってるわけではないのです(笑)
でも現場の職員さんと愚痴を言い合いながらやる飲み会は楽しいです。
知野吉和
今の会社は①②をすっ飛ばして社内メールで⑤。しかも『励ましあう』『称えあう』がないですね。しかもとってつけたような飲み会だけはある素晴らしい会社ですw 個人的には①-②が非常に重要ではないのかな~と考えてしまいました。
まずは①②をやらないと、飲み会は意味がないですね(笑)なんか怖い飲み会になりそう(笑)