新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

ここ30年変わらない介護現場


現実介護

介護現場の問題は30年前から変わってないような気がします。という話です。

変わってない!というとめんどくさい反論が来そうなので、『気がする』としておきましたw

10年ほど前に書いたイラストですが、今もあまり変わらない状況のような気がします。

・見て覚えろ、やって覚えろ、でも今はユニットでほとんどワンオペで見せてくれる人もいません。
・教えてもいないくせに『アンタそんなこともできないの!?』という先輩。しかもその先輩も自己流で教えられるモノもないんですけどね。
・経験者は即戦力として扱われるが、しばらく経ってから、実は経験者ではなかったことが判明することもあったり。
・専門学校や大学卒の介護福祉士がリーダーだったり管理者だったりする施設はほとんどない
・正しい職員、根拠を学ぶほど、職場から孤立し、学ぶだけ無駄だったと、あきらめて退職する職員。
・むしろこの施設しか知らず、古い介護に染まった職員の方がリーダーシップを取っている組織。
・そして管理者は、現場の現状を理解できず、理想を語るだけだったり。

最初からしっかりマネージメントがされている介護施設もあります。
または改善された介護施設もあります。

共通してやっていることは
・稼働率を上げる(上げられるスタッフを採用する)
・職員同士のコミュニケーションの時間を増やす(面談、会議)
・役職者の役割を明確にする
・業務の流れを決める
・介護職員にアドバイスできるナースを大事にする
・目標やノルマを掲げている(ルールがある)

といったところでしょうか。
自己学習しな職員、学べない職場は良い組織にはなりません。

楽して給料だけ欲しいならそのままでいいんだろうけど。
うっしっし

でも楽でもないんだけどね。むしろ苦しいはずなのになー。

知野吉和


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