新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

私がやった方が早い!というやつは新人育成に関わるな!


yattahouga

私がやった方が早い!という人は新人育成を止めてるんですよ、という話です。

新人が一人前になるのは、『ひとりでできる』ということです。
ひとりでできるようになるには、やらせるしかないのです。

ひとりでできるようになるには、繰り返しの経験しかないのです。

やり方を見せて、教えて、やらせてみて、できるようになるのです。
これをていねいにやるしかないのです。

繰り返しの経験で、身体が覚えて、慣れて、できるようになるのです。
ちなみに慣れは1200回です。(知野調査)
新人には1200回の繰り返し作業が必要なのです。

その時に、『私がやった方が早い』と言って、新人の習得のチャンスを奪う人がいます。
業務の中で経験できる貴重な一回を奪うのです。
その一回がひとりだちの時期を遅らせるのです。
これは事業所にとっても非常に大きな損失であることを経営者は自覚する必要があります。
新人育成を現場任せにしたら、ダメなんです。

新人を育てるということは投資なのです。
投資ということは損失の可能性もあるのです。
新人一人を育てるのに、業務を遅らせたり、利用者を待たせたりするのです。
これを損失ととらえ、いかに早く新人を育てるか、ということを考えるべきなのです。

だから、『私がやった方が早いんでーーー』という人に新人育成はさせてはいけないのです。
新人育成なんか私の仕事じゃない、という人もいますが、残念ながらプロの世界では
『先輩は後輩を育てる義務があるんです』育てるのは義務です。

私がやった方が早い、という言葉が正しいと思ってんじゃねーよ。
うっしっし

知野吉和


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