新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

3年目までの出会いは大切


image就職3年以内に憧れの先輩や師匠を見つけられた人は、仕事に対するモチベーションが高いまま維持される、という話です。

これはスキルの研究論文にもあり、お手本職員のことを『ロールモデル』と言うらしいです。ロールモデルを見つけられたら、やる気は維持できるそうですよ。

僕が介護業界への就職を決めた理由は、専門学校時の実習中に素晴らしい先輩方に出会えたからでした。
卒業前の老人保健施設での実習で、看護師、理学療法士、介護職員の先輩方
には大変お世話になりました。

いまも全員の顔が思い出されます。
時々、あの時の先輩方は元気だろうか、今の自分の仕事に対する迷いに、あの先輩方ならどんな答えを出しただろうか、と。

介護施設を辞めて、無職の時代が2年ほどあったが、その時にアルバイトをした先の店長にも多くのことを学んだ。

十日町市で福祉用具の営業マンとして就職したときは、最高にカッコイイ上司と社長にも出会うことができた。
専門学校の教員として働くときにも、3人の介護教員の先生方には大変お世話にあった。
たぶんその先生方にはかなり厳しくされたが、あまり言うことを聞かなかったので、かなりいらだたせたと思うが、実はけっこうへこんでました(笑)

とにかく僕は、仕事に就くたびにどういうわけか、師匠や先輩に恵まれて、成長させてもらっています。

高校の先生にも毎週寿司屋に連れてってもらって、いろんなことを教えてもらいました。

こんな僕でも、どうでもいいや、テキトーにやっちゃえ!ウッシッシと思うこともあるのですが
『おい、知野!そんなことでいいのか!?』と昔のお世話になった先輩方が脳裏で叫ぶのです。
誰が見てるわけでもないけど、僕の手抜きは、今までの先輩に失礼なのです。

と言ってもまだまだ自分に甘いですけどね。

実は時々、自分の成長を確かめに、元上司のところに行くことがあります。
「そろそろ、おれもあの人を超えたかも!ウッシッシ」と思いながら、いろいろな情報交換をしますが、やっぱりいつも叱咤激励をもらい、さわやかな敗北感を感じながら帰るのです。

スキルマトリクス研究から、やる気やモチベーションというのは、自分から出すものでなく周りからもらうものであるという理論にたどり着いています。

まさにそのとおりで、励みになる上司や仲間がいるということは非常にラッキーなことです。

そんな先輩に出会えた人は、職場を離れても、人生においてもモチベーションが高いんだそうです。

その時のことを思い出しただけでワクワクするんです。

そんな味方に恵まれずに、3年経過してしまった人も、ぜひあきらめず自分の味方になってくれる人を探してください。

振り返ると、確かに私自身、素敵な先輩、上司に出会うことができました。

もし、自分の努力があったとしたら、それは、常に『疑問を投げかけたこと』かなと思っています。
振り返ると、かなり、愚かな疑問をたくさん投げかけていました。

良い上司に巡り会うには、愚かな疑問でも、常に投げかけることです。
やっぱり自分の努力で人生は良くなるのです。

もう一つ。

自分の後輩の疑問には、全て全力で答えてあげてください。
それが部下や後輩のやる気を引き出すのですよ。うっしっし。

なんでも答える先輩になれ!!!

知野吉和

 


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