新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

「ひやりはっと」か「事故報告」か


ひやりはっとシートと事故報告書の違い、どのような状況で振り分けるのか、あまり定義されていない施設が多いと思われます。
実際に、振り分ける判断を考えてみると、どうも矛盾が生じて、振り分けがかなり難しいのです。

ある自治体に相談したところ、『起きてしまったことは全て事故』と言ったそうです。なんの答えにもなっとらんですな。

転倒したら事故、と定義づけても、転倒かどうか、判断に迷うこともあります。ベッドの横でただ寝ていたかもしれないし。
なんとなく振り分けできそうでできないのが、ひやりと事故です。

受診したら事故、というところもありますが、これもまた悩ましいところです。

実は、感情的な問題が含まれるからこの定義を揺るがしているのです。
簡単に言うと、ここの家族はうるさいから受診させないとあとが大変だ、というケースです。
うるさくない家族の場合は、看護の処置でOKとか。実際、受診させるまでもないのに、家族がうるさいといろんな手続きが増えていくのです。

かなり難しい問題ですが、施設の在り方や仕組みの問題を考えさせられる良いテーマです。

ぜひ各施設で考え抜いて、施設ごとの定義を見つけて欲しいものです。その思考過程を一緒に過ごした人たちは
いろいろな自覚や価値観を高めることになるのです。結果としてチームが良くなるということです。
現場の苦労がわかりますしね。リーダー、管理者は現場の苦労を忘れちゃいけません。

実はこの問題、私なりに見つけてしまった定義があるのですが、これはまた後程。

知野吉和


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