「最近〇〇さん、立てなくなったよね」
「え…、私のときは立ってくれましたけど…」
「それはたまたまよ!前に比べたら立てなくなったよね~」
「う…。は…はい…」
「とりあえず危ないから車椅子にしよっかね!」
「………」
とか、職場で議論されることありませんか?
(まだ、立てるんだけどな…)って密かに
思っている職員は少なくないんでしょうが…。
残念なことに、こういった2大派閥?
「できる派」「できない派」が対立したときは、
多くの場合「できない派」に目を向けられてしまいます。
もちろん、ちゃんと協議した上でのことであればいいのですが…。
「できない派」ってのは強いですからね。
「できる派」の声なんか聞いちゃいない。
これって実は単純な構造なんですよ。
そういった「できない派」の人って
① 人の意見を聞こうとしない
② 周囲に自分の意見を押し付けがち
③ 自分は正しい!って信じて疑わない
といった思考の持ち主なんです。
だから、(まだできるんだけどな…)って思う
声の小さい職員の話を聞こうともしないんです。
謙虚じゃないんだと思います。
だって介護の仕事自体に現れてますからね。
そう、これを〇〇さんのケースに当てはめると…
① 〇〇さんの話を聞こうとしない
② 〇〇さんを自分のペースに巻き込みがち
③ 〇〇さんはこういうもんだ!って決めつけて疑わない
ね、同じ感じでしょw
そもそも「できない派」は、相手のペースを守るとか
声かけの工夫とか、一切なく関わっているんでしょうね。
議論の場で空気が読めないのと同じように。
小さい声の職員どころか、目の前の利用者の思いや声ですら
拾い上げられていないんです。だって謙虚じゃないんだから。
そりゃあんたのときは立てなくなるわなw
そう。
「できない派」は、職員間や議論の場だけでなく、
利用者に対してもそんな思考・言動になっているはず。
だってほら、やっぱり口調強いじゃん(泣)
介護短歌
できる派と
できない派との
間には
切るに切れない
深い因果が
そして「できる派」は相手のペースに合わせるのが得意なわけで…
利用者だけでなく、職員の声にも耳を傾けちゃうわけで…