新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

GLAYから介護を学ぶ。


 

今年はどんな年でしたか?
ふいに聞かれて言葉に詰まっちゃいませんか?(笑)

さて。

今年は思いの他早く雪が降り積もりましたw

雪!

通勤路(帰り道)です。身長超えちゃってます。
まさにホワイトロードですね(笑)

GLAYのホワイトロードです(爆)
この冬にぴったりな曲ですね。

 

この歌の歌詞に介護の真髄?を
発見したのでここに報告します。

(2分42秒あたりから)

 

♪振り返れば、故郷は
♪場所ではなくて、あなたでした

 

故郷は場所ではないって言ってます。

言っちゃってます(笑)

 

帰宅願望の強いお年寄り。

実際に家に帰ってみても
『ここはおらんちじゃない!』
って言う人、けっこういますよね。

 

まさにこの歌詞のとおりかと。

 

その人にとって「帰りたい故郷」は
「家」という場所じゃないのです!!

(あ、曲聞いてたらテンション上がって言い切っちゃったw)

 

帰りたい故郷は

自分が必要とされていた場所
必要としてくれる人がいる場所

愛する人がいる場所
愛してくれる人がいる場所

 

そんな相手がいるところ。

 

自分の価値や存在を認めてくれるところに
自分の居場所を求めているのではないでしょうか。

 

自分はこんなはずじゃなかった。

家族に見捨てられたのか?

いや、家に帰ればきっとまた自分を必要としてくれる。

おかえりって笑顔で迎えてくれるはず…

 

そう考えているとしたら…
そう願っているとしたら…

 

ま、あくまで仮説なのですが。
実際本音ってのは分かりませんからねw

まさに白黒つかないグレイな部分ってところでしょうか(笑)

介護短歌

「帰りたい」
願う気持ちの
その裏は
価値ある自分に
思いを馳せて

『家に帰りたいって思うのは当然だよね』

介護がそう思って対応してくれるのはありがたい話だけど。
考えてみれば問題行動として捉えてないだけマシってだけで
本当はもっと考えるべきことがあるのではないでしょうか?

 

目の前で訴えてくる帰宅要求に対し

あなたはそのお年寄りを必要としていますか?

本人にとってその場所にいる意味がちゃんとありますか?

ただ面倒みるだけになってはいませんか?

 

そして『家に帰っていただく』のであれば。

介護負担により溝ができてしまった家族関係を

関係が悪くなると予測されるような事態を

修復して、防止していかなきゃ。

 

ただ預かるだけでなく

ただ帰せばいいって問題じゃなく

 

本人とご家族とが再び家族として、または親子・夫婦として
穏やかに向き合えるような支援をしていくことが大切です。

 

~~~~~~~~~~

 

2014年もあと少し。

『たなかいご』愛読してくださっている方々
「見てるよ~」ってメッセージをくださる方々
僕なんかのセミナーに足を運んでくださった方々

などなど。

皆さん、応援ありがとうございました!

 

来年も引き続き「たなかいご」をよろしくお願いいたします!!

2015年が皆さんにとっていっそう素敵な年になりますように。


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