※ まずは前回の記事で復習しましょう!
→ 【「ヒヤリ・ハット」を「にやり・はっと」に変えよう案】
で。
今回は【ヒヤリ・ハット】を【ナオミ・ワッツ】に変えてみます!
(なんのこっちゃw)
ナオミ・ワッツとは…
21g、ザ・リング、キングコングなど、
数々の映画で活躍している女優さんです。
まずは
驚いてます。どうやら立たないはずの
利用者さんが歩いていたようです…。
その姿を見たナオミ・ワッツさん、
思わず叫んじゃったみたい!
その叫び声に驚いた利用者さんは
びっくりして転倒したのは言うまでもありません…。
お次は
あれれ~。どうやら利用者さん脱衣行為してます。
しかも外に出てるみたいだけど大丈夫でしょうか?
「お願いだからそういうことやめて!」
懇願してます。そんなこと言ったって…。
利用者さんがなぜ脱いだのか?不快だったのか?
色々な面から検討しなきゃなのに泣き落としなんて…。
そして
電話しています。看護婦さんの許可がないと
食事形態をアップしちゃいけないんでしょうか…。
「きゃ~!いや~!食べちゃった~!」
別にいいじゃん。上手に食べれたんだもん。
利用者さんの気持ちを考えれば、許可だの
確認だの言う前に食べられたことを喜びましょう。
続いて
「今は夜なんですから。ちゃんと寝てくださいよ、ね!」
寝ないからって説得しても…。相手はしょぼんとしてます。
どうやら昨日は眠らないで大変だったみたいです。
「ちょっと!昨日の日中はちゃんと起きてたの!?」
明けの申し送りでリーダーに説教です。分からなくも
ないですが、自分の対応の責任でもありますって。
これは
入浴介助のときのこと。ちょっと目を離したすきに…。
介助が必要な利用者さんがご自分で入浴されました。
「なんで入っちゃうのよ!溺れたらどうするの?!」
自分で頑張ったというのにひどい言われようです。
そんなこと言われても自分のペースで動いたんですよ。
てか相手は何がなんだか分からずきょとんとしてるし…。
ついには
パニックです。いくらひやりとする場面とはいえ
叫んじゃいけないでしょ…。冷静になってください。
あ~あ、利用者さんのやりたいことを
否定するあまりに最後は拘束ですか…。
事故を防止しようってムキになると、こういうことに
なるんです。利用者さんの気持ちなんて無視してます。
介護短歌
ひやりはっと
現場に遭遇
したときは
冷静・沈着
落ち着いた対応
実際に『ヒヤリ・ハット』の場面に出くわしちゃうと
『ナオミ・ワッツ』のように感情的になってませんか?
あれはかえって利用者さんをびびらせます。
たとえ心の中で『ひやり』としたとしても
声を張り上げたり、動揺しちゃいけません。
冷静な対応と相手を受け止める姿勢が大切です。
なので『【ナオミ・ワッツ】に変えよう案』は却下なのだ!!