こんにちは!
福祉用具プランナー研究ネットワーク新潟(通称:プラネット新潟)の山﨑隆博です(^^)
こちらのブログでは、福祉用具のプロやリハビリテーションのプロ)が「福祉用具の特徴」「ひとり一人に合った福祉用具の選び方と調整の視点」「福祉用具を用いた目からウロコの介護技術」「リハビリテーション」などなどを発信してまいりたいと思います!!
前回は「車椅子の座幅によって何か違うの?」「傾いた姿勢の原因の1つに、座幅が広すぎることがあるんだよ~」というお話をしました。
http://www.kaigogoyoukiki.net/specialist/yamazaki/
今回は、「車椅子に座る位置で何か違いがあるのか?」というお話をしたいと思います(^^)
車椅子は構造上、座面がたわんでいるものが大半になります。
座面の真ん中に座ればまだ良いのですが、位置を考慮せずに座ってしまうとどうなってしまうか。。。
こんな風に座面が広すぎる時と同様に、傾いた姿勢になってしまいます。
ちなみに、骨格と座面の関係を絵で(後ろから)見てみると、こんな感じです。
このように見てみると、座る位置がズレれば姿勢が傾いてしまうのは当たり前ですね!!
傾いた姿勢が続くと…
胸が圧迫される
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呼吸が楽にできない
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食事や飲み物を飲み込みづらくなる
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食べこぼしも増えて低栄養&介護負担Up
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免疫力Down
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誤嚥(ごえん)・誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)のリスクUp
片方のお尻に圧力が過剰にかかる
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皮膚や皮下組織もズレてて毛細血管が圧迫される
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組織に十分な栄養が行かなくなる
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痛みの発生・褥瘡(床ずれ)のリスクUp
など多くの弊害が生じていきます。
傾いてしまう原因は、介助者が座っていただく位置を考えてないからかもしれません!!!
ほんのちょっとした配慮で、より快適な環境で生活に彩りを~(^^)/
次回も引き続き、車椅子の選び方(その5)についてお話ししていきますね!!
それではまた!!
【プラネット新潟の活動内容】
◇福祉用具の普及・研鑽・啓蒙活動
◇セミナー活動 「らくらく移乗介助技術」「誤嚥予防のための環境作り」「住宅改修のコツ」「福祉用具の選定方法」などなど
◇バリアフリーグルメマップの作成・普及(H29.4~予定)
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