ある糖尿病の方のインスリン自己注射見守りに
伺った時のひとこまエピソードです。
自己注射は出来るけど、たまに単位を間違えてしまうことや
空打ちを忘れてしまうことがあるので
きちんとご自身で正確に注射出来るのか
お手伝い、見守る為に、お部屋を訪問した時のことです。
↑(実際の写真ではありません)
コロナウイルスの関係で
アルコール消毒綿を注文しても
生産が間に合わず在庫が無いということで
現在一袋のアルコール綿を4つにカットして使っています。
先日 注射する際、わずか2㎝四方になったアルコール綿を
袋から取り出して渡すことが上手に出来なくて
まごまごしてしまいました。💦
その時 自分の口からついでた言葉が自己弁護・・・
『ごめんなさい。🙏私、不器用でまごまごしてお待たせします。』
やさしい入居者様は
『いいんだよ。ゆっくりやって~』
私『IPS細胞の開発をした山中教授もね、昔 整形外科医だったけど
不器用で指導者の先生から「邪魔中」って云われて辞めたんですって』
『その後 研究者として違う世界で頑張ってノーベル賞とって凄い人ですよね~』
『私も以前は自分のダメなところを克服しようと必死だったけど・・・
どんなにやっても無理だって分ったから 止めました(^0^;』
笑って誤魔化しながら、とっさに山中教授の話をした時、
『そうだよ!いいんだよ~変わらなくていいんだよ!』
『器用な人はなんでもパッパッと出来るから
できない人の気持ちは分らないけど
不器用な人は努力するからね。
できない人の気持ちが分るし優しいよ』
『そのままでいいんだよ。
別に急いでやることでもないし、いいんだよ』
心やさしい入居者様に慰められてウルウルきました。。゚(゚´Д`゚)゚。
山中教授について★https://www.youtube.com/watch?v=QJ25sg2SdUU
器用で正確に的確にできるにこしたことはない。
その方が患者様にも安心感を与えられると思います。
それでもあえて私をかばって「変わらなくていいんだよ!」
そう云って、あるがままの私の存在を認めてくれた
その優しさを受け取ろうと思いました♥
いちいち自己卑下する心の癖はなかなか抜けなくて
ずっと駄目な自分を変えたくて
長い間 自分の存在そのものをまるごと書き換えたくて
我武者羅に学びのために走ってきたように思います。。。
けれど・・・
頑張れば頑張るほど
やればやるほど
明らかに求めているなりたかった自分から
遠ざかっていくのを感じました。。。
学べば学ぶほど
凄い人が目の前に立ちはだかり
誰かと比較しては落ち込んで
更に頑張ろうと必死に走り回って
尚更自己嫌悪を増していたのでした💧
いつもそうだった~
患者様達から慰められたり
癒やされたり
労ってもらったり
あったか~い
幸せな気持ちにしてもらったり♥
看護師になって人のお役に立ちたいと思っていたのに
氣づけば私の方がより多く頂いているものがたくさんありました。
やっぱり 心ふれ合える 現場が好きだなぁ~♥(^w^)♥
******゚゚・*:.。..。.:*・゚ (〃^▽^〃)o゚・*:.。..。.:*・゚゚・******
長年念願だったHPが遂に完成しました~\(*^0^*)/
必要な方へ繋がり届きますように♥
あなたの周りのどなたか必要な方へ
繋いで頂けましたら幸いです♥
新潟メンタルセラピスト♥幸せ探究家 時田幸子
https://peraichi.com/landing_pages/view/shiawasetankyou