こんにちは
すっかり寒くなって新潟もいよいよ冬支度のスタートですね。
新型コロナウイルスに関するニュースに日々右往左往していますが、一日も早く終息することを
祈っております。
今回は終活カウンセラーでもあるエンディングアドバイザー澁木いずみが終活について、ライフエンディングについてお話します。
終活セミナーに参加される方の多くは、耳にはするし知っているけれど、
実際は取り組んだことがない方がほとんどです。
まだまだ先の事、、と捉える方やこれまで死後の事を話題にするのは 「縁起でもない」
と敬遠され家族間であっても相談することがはばかられてきたので敬遠される方も多いです。
分かるようでわからない終活をひも解いてみましょう。
そもそも終活とは・・・
「終わる」の終と「活動」の活と書いて 【終活】
平成21年に週刊朝日が造ったとされる言葉です。
当時、団塊の世代の定年退職で高齢化が進む象徴でもあり、書籍・映画などの公開
2012年新語・流行語大賞ノミネートなど、少しづつ広まっていきました。
当初は葬儀や墓など人生の終焉に向けての準備などといわれていました。
しかし、終活の意味は変化し
人生のエンディングを考える事を通して自分を見つめ今をよりよく、自分らしく生きる活動
に重きが置かれる様になりました。
終活の目的は人生の最終調整
これからを楽しく過ごすという重要な役割を果たす終活について見直す方が増えています。
実際、今年の初めに越後西川ライオンズクラブ様にお声がけ頂き、約50名の参加者の方々へ
終活セミナーを行いました。
言葉は知っているけど終活を行っている方はわずか数名、気にはなってるけど・・・
皆様そんな様子でしたがセミナー終了後は出来る事から始めます。と感想を頂きました。
終活セミナーの中でもお伝えした具体的に行う主な終活の5つの分野についてお伝えします。
・医療・介護について
・住まい
・バリアフリー
・財産・相続
・葬儀・お墓
どの項目も特別な事ではなくて、身近な事ですよね。
ですが実際終活で行動を起こそうとするには日常とは少し距離があり
ハードルが高いと感じます。
ですのでまずは身近な3項目からスタートすることをお勧めします。
①家の中の危険を点検・排除 生前整理の前にまずはケガをしない暮らしを意識・お片付け
②財産の把握 わからないと無駄も増える。管理できる数に減らせば相続の際もスムーズ
③定期的な健康診断 亡くなるまで元気で人生を楽しむことが終活の最大の目的
お掃除やお洋服の整理も終活の一歩です。
あまり固く考えずに出来る事から始めるのが大切です。
こんな風にまずは出来る事から始めてみましょう。
次回は終活その2をお伝えします。
新潟市西蒲区巻 家族葬専門施設 花むすび
エンディングアドバイザー澁木いずみ