🍀第25回本試験 問題24🍀
Aさん(80歳 女性、要介護2)は、長女(50歳 障害支援区分3)との二人暮らしである。Aさんは、変形性股関節症の悪化に伴い、自宅の浴槽で入浴することが難しくなり、通所介護での入浴を希望している。しかし、長女はAさんの姿が見えなくなると不穏になるので、「長女を一人にするのが不安だ」とAさんから介護支援専門員に相談があった。この時点における介護支援専門員の対応としてより適切なものはどれか。3つ選べ。
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Aさんと長女の同意を得て、長女を担当する相談支援専門員に現状を伝える。
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浴室の改修のため、直ちに施工業者を訪問させる。
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Aさんと長女が一緒に通所利用できる共生型サービス事業所の情報を収集する。
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Aさんがすぐに入所できる特別養護老人ホームを探す。
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Aさんの変形性股関節症の症状の改善の可能性について、本人の同意を得て主治医に意見を求める。
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答え:1.3.5
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1…適切。
長女の相談支援専門員と相談することは、本人と長女の同意を得てからですね。
2…適切でない。
Aさんが自宅の浴室を改修すれば入浴できるのかどうかのアセスメントすることが先決ですし、本人、家族で検討してから施工業者を訪問してもらうようにすることも大切です。
3…適切。
共生型サービスは、2017(平成29)年の改正によって、介護保険法、障害者総合支援法、児童福祉法にまたがって双方の指定を受けやすくし、高齢者、障害児者が共に利用できるサービスです。Aさんと長女が一緒に利用できる事業所を情報収集していくのは適切です。
4…適切でない。
Aさんが自宅での入浴が困難になった理由で入所を検討するのは適切でないです。長女がAさんの姿が見えなくなると不穏になりること、Aさんは長女を一人にするのが不安と言われているので、入所以外で在宅で暮らせるようなサービス利用をまずは優先して提案していくほうが適切と言えます。
5…適切。
Aさんの変形性股関節症の症状の改善の可能性について、本人の同意を得て主治医に意見を求めていくことは適切です。専門職からの意見を踏まえて今後の対応を検討していきます。
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