🍀第25回本試験 問題9🍀
介護保険財政について正しいものはどれか。3つ選べ。
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国は、介護給付及び予防給付に要する費用の30%を負担する。
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国は介護保険の財政の調整を行うため、市町村に対して調整交付金を交付する。
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都道府県は、介護保険事業に要する費用に充てるため、 保険料を徴収しなければならない。
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地域支援事業支援交付金は、社会保険診療報酬支払基金が医療保険者から徴収する納付金をもって充てる。
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第1号被保険者の保険料の賦課期日は、 当該年度の初日である。
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答え:2.4.5
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1…誤り。財源構成や、調整交付金、保険料のあたりまで多岐にわたる出題でした。
財源構成は、
・居宅給付
・施設等給付
・総合事業
・包括的支援事業、任意事業
で4種類存在します。このうち、介護給付、予防給付に当たる財源構成は
居宅給付、施設等給付です。この2つとも、国は30%も負担していません。
居宅給付は、25%、施設等給付は20%を負担しています。
2…正しい。国庫負担は、一律交付金と調整交付金に分けられます。
一律交付金は、すべての市町村に一律に交付されるもので、
調整交付金は市町村の介護保険財政の調整を図るために、調整して交付されるものです。
3…誤り。都道府県は保険料徴収はしていないです。
第1号被保険者の保険料を徴収するのは市町村で、第2号被保険者の保険料を徴収するのは各医療保険者です。
4…正しい。医療保険者が社会保険診療報酬支払基金(支払基金)に介護給付費・地域支援事業支援納付金として納付します。
社会保険診療報酬支払基金(支払基金)は、介護給付費・地域支援事業支援交付金を市町村に交付しています。
5…正しい。賦課期日は詳しく押さえる必要はありませんが、全国一律で、「ここから保険料の徴収が始まるよ」という基準日とイメージしてもらうといいかと思います。
介護保険においては、当該年度の初日(4月1日)が賦課期日と定められています。
解説は以上です。
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