新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第23回 ケアマネ試験 問題39

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今日も一問一答でストレッチ☆☆

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【問題39】
感染の予防について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 標準予防策(スタンダード・プリコーション)とは、感染症の有無にかかわらず、すべての人に実施する感染予防対策である。
2 感染症を予防するためには、感染源の排除、感染経路の遮断、宿主の抵抗力の向上が重要である。
3 手袋を使用すれば、使用後の手指衛生は必要ない。
4 インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染である。
5 肺炎球菌ワクチンを接種すれば、すべての肺炎を予防できる。

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【答え:1・2・4】

1 ○
標準予防策(スタンダードプリコーション)とは、感染症の有無にかかわらず全ての患者を対象に、以下のものを感染の可能性のある物質としてみなし、対応する予防策のことです。
①血液 
②傷のある皮膚 
③粘膜
④すべての体液(汗を除く) 喀痰、排泄物(尿、糞便、吐物等)、膿、胸水・腹水 等

2 ○
感染症は、3つの要因で成立すると言われています。
①病原体(感染源)
②感染経路
③宿主

これの伴う予防対策として、
①病原体の排除
②感染経路の遮断
③宿主の抵抗力の向上

が挙げられます。

3 ×
使用前後の手袋が汚染している場合、その着脱時にも感染リスクがあるので、手袋を使用していたとしても手指消毒は必要です。

4 ○
インフルエンザの主な感染経路は、
飛沫感染、接触感染です。

飛沫感染とは、関谷くしゃみをすることで排泄する、ウイルスを含む飛沫が飛散し、これを口や鼻から吸い込んで感染する経路です。

接触感染は、皮膚・粘膜に直接ウイルスが接触、または電気のスイッチなど中間物を介する間接的な接触で感染する経路です。

5 ×
肺炎球菌ワクチンを接種すると病気に対する免疫ができ、細菌が体内に侵入した際に発症を予防したり、症状を軽くしたりすることができます。

肺炎球菌には90種類以上の型があり、日本で認可されている肺炎球菌ワクチンには23種類の型が含まれています。

これで肺炎球菌による肺炎の約6割をカバーできると言われています。
すべての肺炎を予防できるわけではありません。

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