新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第23回 ケアマネ試験 問題36

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今日も一問一答でストレッチ☆
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【問題36】
次の記述について適切なものはどれか。2つ選べ。
1 患者が医師から説明をきちんと受けた上で同意することをインフォームド・コンセントという。
2 医師個人の経験だけに頼るのではなく、科学的な根拠に基づいた医療をナラティブ・ベースド・メディスン(Narrative Based Medicine:NBM)という。
3 個々の人間の感じ方や考え方に耳を傾けて自己決定を促す医療をエビデンス・ベースド・メディスン(Evidence Based Medicine:EBM)という。
4 予後とは、疾患が今後たどり得る経過のことをいう。
5 疾患の予後に関する情報は、高齢者本人にのみ説明する必要がある。

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【答え:1・4】

1 ○
インフォームド・コンセント(informed consent)とは、「説明を受け納得したうえでの同意」という意味です。

医師が病気や容態や、検査、治療の内容、処方される薬について十分な説明をし、内容をよく理解し納得した上で同意して治療を受けるということです。

2 ×
科学的根拠に基づいた医療は、エビデンス・ベースド・メディスン(Evidence Based Medicine:EBM)です。

ナラティブ・ベイスト・メディスンとは、ナラティブに基づいた医療(物語りと対話に基づく医療)のことです。

患者が語る「病気になった理由」「経緯」「症状」「病気についてどのように考えているか」といった物語から、

患者が抱える問題を全人的に(身体面だけでなく、精神や心理状態、社会的立場などを含むあらゆる要素から)把握し、治療方法を考える医療のこと。患者と医療従事者が対話を通じて良い関係性を作り、双方が満足の行く治療を行うことを目的としています。

3 ×
エビデンス・ベースド・メディスン(Evidence
Based Medicine:EBM)とは、
医師の個人的な経験や慣習などに依存した治療法を排除し、科学的に検証された最新の研究成果に基づいて医療を実践することです。

1990年代に提唱され、西洋医学の医療において重要視されています。

4 ○
予後とは、
病気、手術などの経過または終末について、医学的に予測することです。

5 ×
疾患の予後に関する情報は、高齢者本人に
のみ説明するだけでなく、家族や本人に関
わるケアチームなどにも共有する必要があ
ります。

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