新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

精油による自律神経系への作用

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日本アロマセラピー学会 また 日本認知症予防学会でもアロマについて研究されていますが、ここでも研究し使われている精油は、天然のものです。20年近く前に新潟大学医学部新島名誉教授が来訪されお会いすることができました。

先生はこの「天然精油」のプラナロム社の精油を使って実験をされました。ラットを使った実験です。先生の研究結果を記します。

 

ラベンダー・アンガステイフォリア(ラベンダーにも種類がある)精油の香りが交感神経活動を抑制し、副交感神経活動を促進。逆にグレープフルーツ精油の香りは副交感神経活動を抑制し、交感神経活動を促進することを示しました。
先生によるこの実験結果は「アロマの科学的根拠」として知られることになります。

釈迦に説法ですが、自律神経系は交感神経系と副交感神経に分けられ、名前の通り私たちの意識によってではなく自律的に「活動を活発に行うときは交感神経系活動を促進」させ闘争や逃走のために呼吸や血圧を高めたり、「休息時には副交感神経活動を促進」させ消化吸収を促進する等環境に適応しています。

ただ、人間は休息時である夜や休日にもかかわらず仕事のことやいろいろ考えて交感神経系活動が継続的に刺激され、眠れなくなったり休んでいない状況に陥ることがままあります。
ここに精神的な体調不良の原因の一つがあり、私の体験の背景と結果があり、アロマの癒しが意味あることにつながります。

 

アロマジャパン 久保 やすお
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