新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第32回介護福祉士国家試験64、65


こんにちは(*^-^*)

高校バスケのウインターカップは今日が最終日です!熱くて、面白い試合が続いていますね!決勝の両校は好感の持てるチーム同士、どちらも応援したくなります!

 

 

 

先ほど問題63を更新したのですが、消えてしまったのでとりあえず続きを更新します!

では問題です!

次の事例を読んで、問題64、問題65について答えなさい。

〔事例〕

Cさん(75歳、男性、要介護1)は、脳梗塞を発症した。2か月前から在宅復帰を目的として介護老人保健施設に入所している。次女は遠方から時々面会に来ているが、長女とは音信不通の状態が続いている。

Cさんは現在、右片麻痺で歩行には杖を使用している。担当の理学療法士から、「レクリエーションには積極的に参加するなど意欲はあるが、歩行状態が思うように改善しないと悩んでいた」との報告があった。

その後、歩行訓練やレクリエーションに参加しなくなり、居室のベッドで寝て過ごすことが多くなった。また、時々尿失禁をするようになった。

Cさんは、「自宅に帰りたいのに、このまま車いすになったらどうしよう」と担当の介護福祉職に打ち明けた。

 

【問題64】

Cさんの介護過程の展開に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 長女から入所前の情報を収集する。

2 現状を再アセスメントし、生活課題を抽出する。

3 自宅に戻った後の介護計画を立案する。

4 尿失禁に対応する介護計画の実施を優先する。

5 介護計画の最終的な評価は理学療法士が担当する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cさんの様子に変化があるので、現状を確認する必要がありそうな事例です!では解説していきます!

1:×

長女は音信不通であり、時々面会にくる次女からの方がよいです!

2:〇

以前はレクリエーションに積極的に参加していましたが、現状ではベッドで寝て過ごすことが多くなっているので再アセスメントの必要性はあります!

3:×

自宅に戻った後ではなく、戻るための介護計画が必要です!

4:×

Cさんは「自宅に帰りたいのに、このまま車いすになったらどうしよう」という思いを打ち明けているので、尿失禁の対応よりも、在宅復帰に向けた歩行訓練をする必要があります!

5:×

最終的な評価は一番身近で支援している介護福祉職が行います!

 

 

 

 

 

 

【問題65】

次の記述のうち、Cさんの短期目標として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 車いすの使用方法を理解する。

2 居室のベッドで安静に過ごす。

3 次女との同居を実現する。

4 今まで以上に、意欲的に歩行訓練に取り組む。

5 居室を出てレクリエーションに参加する。

 

 

 

 

 

 居室のベッドで寝て過ごすことが多くなったCさんに対し、まずは、居室から出る意欲を引き出す介護が必要です!では解説していきます!

1:×

このまま車いすになったらどうしようと不安になっているのでCさんの希望には沿っていないです!

2:×

ますます身体機能が低下する恐れがあります!

3:×

Cさんが次女と同居を望んでいるとは記入されていません!

4:×

ベッドで寝ていることが多いので「今まで以上」ではなく、まずは歩行訓練に取り組みことを目標にします!

5:〇

まずは居室に出ることは大切です!


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