新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第32回介護福祉士国家試験㉝㉞


こんにちは(*^-^*)久しぶりにパンダ焼き食べましたが、美味しかったです!ミニまで発売されていて、それも美味しかったですね!近くにいかれたらぜひ食べてみてください!

 

 

では問題です!

 

次の事例を読んで、問題33、問題34について答えなさい。

〔事例〕

Kさん(80歳、男性)は、中等度の認知症があり、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居中である。16時頃、KさんがL介護福祉職に、「仕事は終わりました。家に帰ります」と伝えてきた。その後、L介護福祉職がKさんの居室を訪問すると、Kさんは、「早く家に帰らなくては…」と言いながらタンスから衣類を取り出していた。

 

 

【問題33】

L介護福祉職が居室を訪問したときに、最初にとる対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 衣類をタンスへ戻すように促す。

2 居室から出ないようにお願いする。

3 ここに入居したことを覚えていないのかと質問する。

4 ここは仕事場ではないことを説明する。

5 挨拶しながら表情や行動を観察する。

 

 

 

 

 

 

 【問題34】

客観的事実を表す介護記録として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 16時頃、「仕事は終わりました。家に帰ります」という発言があった。

2 自宅のことが心配になって「家に帰る」という発言があった。

3 不安字に無断外出が心配されるため、様子の観察が必要と考える。

4 認知症が悪化し、ここがどこなのかを理解していないようだ。

5 帰宅願望があったが、特に問題はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

問題33から解説していきます!

個別のケアをすすめていくために、Kさんがどのような気持ちでいるか、Kさんを知ることが大切になります!

1:×

「帰りたい」というKさんの思いを否定しています!

2:×

Kさんの思いを無視した介護福祉職の都合を考えた対応です!

3:×

記憶への質問をすることで中等度の認知症のKさんが混乱する可能性があります!

4:×

中等度の認知症のKさんは説明されても理解が難しく、混乱す可能性があります!

5:〇

まずは様子を観察することが大切です!

 

 

 

 

 

では次に問題34の解説です!

客観的事実とは、だれがみても変わらない事実です!

1:〇

実際にあった事実をありのままに表現しています!

2:×

「自宅のことが心配になった」のは介護福祉職が想像した主観です!

3:×

「無断外出が心配」「観察が必要と考える」は介護福祉職の主観です!

4:×

「認知症が悪化」は事例文にはなく、また「理解していないようだ」も介護福祉職の主観に基づく判断です!

5:×

「特に問題はなかった」は介護福祉職の主観に基づく判断です!


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