新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第32回介護福祉士国家試験⑱


こんにちは!(^^)!

日常の生活はまだまだかかりそうですが、学生はいろいろなことを我慢しながらほんとに頑張っていると思うので、私も今できることを頑張っていきたいと思います!

 

 

 

 

【問題18】

Gさん(80歳、女性、要介護3)は、脳卒中の後遺症により左片麻痺があり、からだを思うようにコントロールができず、ふらつきが見られる。以前は、2週間に一度は美容院で長い髪をセットしてもらい、俳句教室に行くのを楽しみにしていた。病気になってからは落ち込むことが増え、介護が必要になったため、介護老人福祉施設に入所した。

ノーマライゼーションの考え方を踏まえた、Gさんへの生活支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 洗髪しやすいように、長い髪のカットを勧める。

2 共同生活のため、夕食は施設の時間に合わせてもらう。

3 落ち込んでいるため、居室での生活を中心に過ごしてもらう。

4 おしゃれをして、施設の俳句クラブに参加するように勧める。

5 転倒予防のため、車いすを使用してもらう。

 

 

 

 

 

 

ノーマライゼーションとは、「障害があってもなくても、介護が必要でも必要でなくても、普通の暮らしができるという考え方」で、障害を治療する、克服するものではないことを確認しておきましょう!

では解説していきます!

 

1:×

美容院を楽しみにしていることから、髪をカットするのは本人の希望を大切にする必要があります!

 

2:×

食事の時間は人それぞれではあるので個別ケアを大切にする必要があります!

 

3:×

落ち込んでいるからといって他者との交流をなくすことでますます落ち込むことが増えるかもしれません!

 

4:〇

美容院や俳句教室を楽しみにしていることから必要な支援になります!

 

5:×

ADLを下げる対応はNGです!本人の希望もないため車いすの使用は×になります!


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

こまち介護転職 新潟介護専門家ブログ

カテゴリー