新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第31回介護福祉士国家試験㊹


こんにちは(*^-^*)

介護福祉科の2年生が最後の実習を頑張ってきました!来週からは1年生が実習になります!

 

 

 

 

では問題です!

【問題44】
身体機能の変化に応じた食事の提供と対応方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 咀嚼力の低下に対しては、麺類を中心とした食事で栄養を補う。
2 味覚の低下に対しては、塩分を増やして味付けを濃くする。
3 腸の蠕動運動の低下に対しては、食物繊維の多い食品を取り入れる。
4 口渇感の低下に対しては、脱水予防のために酸味のある味付けにする。
5 唾液分泌の低下に対しては、食後にアイスマッサージをする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事介助はいかに安全で美味しく食べてもらうかを考えておくことが大切です!では解説していきます!

 

1:×

麺類は咀嚼の必要性が低いため、口腔内の筋力の低下につながり、ますます咀嚼の低下が予想されます!

 

2:×

塩分を増やすのは国家試験ではNG行為になります!塩分を増やす味付けを濃くすることで生活習慣病を誘発する可能性が高まります!

 

3:〇

腸の働きは機能性便秘(弛緩性、直腸性、痙攣性)になります!食物繊維(野菜・キノコ・海藻など)が不足して弛緩性の便秘が起きやすくなります!

 

4:×

酸味や辛みはむせ込みの原因になります!

 

5:×

アイスマッサージは食後ではなく食前に行うと有効です!他に唾液腺マッサージや口腔体操も有効です!


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