新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第31回介護福祉士国家試験㊲


こんにちは(*^-^*)

 

では問題です!

【問題37】
歩行が可能な脊髄小脳変性症の高齢者の転倒予防に留意した環境整備に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 弾力性が高い床材を使用する。
2 洋式トイレの予備のトイレットペーパーは足元に置く。
3 頻繁に移動する場所には手すりを取りつける。
4 調理用具は、頭上のつり棚に収納する。
5 いすにキャスターをつける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イメージですが、「小脳」の言葉がつく病気は「運動機能」に支障が出るとしていきましょう!この場合の運動は主に「歩行」と「話す」です!ここがイメージできれば解きやすくなるはずです!そもそも、問題文にも「転倒予防」と書かれていることから歩行に支障があると想像できるかとは思います!

脊髄小脳変性症は体幹のバランスが取りづらくなり、ふらついた歩き方になったり、ろれつが回らないなどの「運動失調」が特徴です!

 

では解説していきましょう!

 

1:×

弾力性の高い床材は転倒した時に安全ですが、弾力がある分、歩くと不安定です!転倒予防にはならないですね!

 

2:×

足元に置くと、取る際にバランスを崩してしまいます!

 

3:〇

転倒予防になります!

 

4:×

高いところのものを取ると足元がふらつき不安定になります!

 

5:×

キャスターがついていると、立ち上がった時などに椅子が動いてしまい転倒しやすくなります!


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