こんにちは!(^^)!
今回の問題はICFです!
【問題20】
Gさん(68歳、女性、要介護2)は、小学校の教員として定年まで働いた。Gさんは. 3年前にアルツハイマー型認知症と診断された。夫は既に亡くなっており、長男(30歳)と一緒に暮らしている。週に2回通所介護(デイサービス)に通い、レクリエーションでは歌の伴奏をよくしている。その他の日は、近所の人や民生委員、小学校の教え子たちがGさん宅を訪問し、話し相手になっている。最近、Gさんは食事をとることを忘れていたり、トイレの場所がわからず失敗したりすることが多くなった。介護福祉職が, Gさんの現状をアセスメント(assessment)した内容と、ICF (International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類)の構成要素の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 アルツハイマー型認知症は、「心身機能・身体構造」にあたる。
2 レクリエーションで歌の伴奏をすることは、「参加」にあたる。
3 近所の人や民生委員、小学校の教え子は、「個人因子」にあたる。
4 小学校の教員をしていたことは、「環境因子」にあたる。
5 トイレの場所がわからなくなることは、「健康状態」にあたる。
来ましたね~ICF!ここは落ち着いて解きましょう!では解説していきます!
1:×
アルツハイマー型認知症は病気そのものなので「心身機能・身体構造」です!病気やけがの有無になると「健康状態」です!
2:〇
レクで歌の伴奏は「社会的な役割」になるので「参加」です!
3:×
近所の人や民生委員、小学校の教え子は自分以外なので「環境因子」です!
4:×
小学生の教員をしていたことは生活歴で「自分のこと」なので「個人因子」です!
5:×
トイレの場所がわからなくなることはアルツハイマー型認知症の見当識障害の1つなので「心身機能・身体構造」です!