新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第31回介護福祉士国家試験①



こんにちは!なんと、介護専門家ブログの1月部門で「1位」を獲得できました!地道に更新してきてよかったですし、1位という響きはうれしいものですね!これも読んでくださった皆さんのおかげです!今後はこれを励みに頑張りたいと思います!では、これからは第31回を1問ずつ、私なりに解説していきたいと思います!

 

【問題1】

Aさん(82歳、女性、要介護2)は、夫を7年前に看取り、その後は一人 暮らしをしている。夜中にトイレに行った時に転倒し、大腿骨頸部を骨折して3か月入院した。自宅に手すりをつけ、段差をなくす住宅改修をした後、退院した。何かにつかまれば、いすからの立ち上がりや歩行ができる。人と関わるのは苦手なため自宅での生活が中心である。遠方に一人息子が住んでおり、月に1度は様子を見に帰ってくる。週3回、訪問介護(ホームヘルプサービス)の買物代行や部屋の掃除などの生活援助を利用している。Aさんはできるだけ自分のことは自分で行い、このまま自宅での生活を維持したいと希望している。訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問したときに、Aさんは一人暮らしを続けることが不安であると告げた。Aさんに対する訪問介護員(ホームヘルパー)の応答として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 「訪問介護(ホームサービス)を毎日利用したらどうですか」

 

2 「一人暮らしは大変なので息子さんと同居したらどうですか」

 

3 「また転ぶかもしれないと思っているのですか」

 

4 「グループホームに入居することを考えたらどうですか」

 

5 「手すりをつけたし、段差もなくしたので転びませんよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、解説していきます!Aさんは転倒、骨折しているため、自分のことは自分でしたいけど、自宅での生活の継続に、不安がある状況です!その不安に対するポイントは「受容・共感・傾聴」です!

 

 

1:×

そもそも人と関わることが苦手で、要介護2から毎日利用は必要性が考えにくいですね!

 

2:×

Aさんは1人暮らしを継続したいので×です!しかも息子さんは遠方にいるので難しいですね!

 

3:〇

共感の対応です!

 

4:×

自宅での生活を希望しているので×です!

 

5:×

不安な思いを受け止めていない応答なので×ですね!


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