こんにちは(*^_^*)1年生も実習を終えたせいか、なんとなく成長してきた気がします!
ここからは最後の科目「総合問題」になります!今回はかなり難易度が高く難問揃いでした!解説も自信なしです笑!ではいきます!
(総合問題1)次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。
[事例]
Bさん(72歳、女性)は1か月前に脳出血で倒れて、不全麻痺は残ったが、自力でベッドから車いすに移乗できるまでに回復した。食事や排せつはベッドから離れて行えるようになり、在宅で生活することになった。Bさんは長女と同居しているが、長女は働いていて日中不在なので、介護保険の訪問介護を利用することになった。Bさんは日中はベッド上での生活が主体である。車いすの左側のブレーキをかけ忘れることや、左側の物に気づかずに衝突してしまうことがある。また、食事の時にお膳の左側の食べ残しが目立ち、屋内の生活にも何らかの介助が必要である。
【問題114】
Bさんの症状として、正しいものを1つ選びなさい。
1 全般性注意障害
2 失行
3 見当識障害
4 実行機能障害
5 左半側空間無視
Bさんは事例や設問から「高次脳機能障害」であると考えられます!では解説で確認しましょう!
1:×
全般性注意障害は、ある刺激に焦点を当てることが困難となり、ほかの刺激に注意を奪われやすい状態のことです!
2:×
手足の運動機能は問題ないのに目的の行動ができない状態です!
3:×
見当識障害は認知症の中核症状の1つで、時間、場所、人物の認識ができなくなった状態です!
4:×
実行機能障害は状況に応じた判断ができない、計画して日常生活の行為が実行できないなどが症状です!
5:〇
Bさんは「車いすの左側のブレーキをかけ忘れることや、左側の物に気づかずに衝突してしまうことがある。また、食事の時にお膳の左側の食べ残しが目立つ」ことから半側空間無視が〇です!
【問題115】
Bさんの状態に該当する障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)の判定として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 ランクA1
2 ランクA2
3 ランクB1
4 ランクB2
5 ランクC1ランク
マニアックな難問ですね!こういう問題はイメージが大切になりますね!
例えば…
J:外出できる
ランクA:室内
ランクB:座れる
ランクC:ベッド上
上記の表から確認するとBさんは「日中がベッド上での生活が主体で自力での移乗ができる」ので、正解は3になります!
【問題116】
ある朝、訪問介護員が訪問すると、Bさんが寝室の床に倒れていた。訪問介護員が最初に取るべき行動として、最も適切なもの1つ選びなさい。
1 床から抱き起こす。
2 家族に連絡をする。
3 救急車を呼ぶ。
4 意識を確認する。
5 主治医に連絡する。
介護現場で働いている人にとってはサービス問題になります!ポイントは「最初」の対応です!いきなり対応はNGですね!まずは声をかけて、状態確認するのが先ですね!では解説します!
1:×
いきなり声もかけずに起こすのはリスクが高いです!
2:×
目の前のBさんの状態を確認する前に連絡するのは×ですね!
3:×
まずは状態確認が最優先です!
4:〇
まずは意識の確認です!