新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第30回介護福祉士国家試験103


こんにちは(*^_^*)先週、1年生が実習の学びを報告する実習報告会を行いました!表現力が素晴らしく、学生らしい視点で学びを発表してくれました!

 

 

 

では、次の問題です!

 

【第30回 問題103】

排便に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 寝たきりになると下痢になりやすい。

2 麻薬性鎮痛剤の使用中は便秘になりやすい。

3 うつ病では下痢になりやすい。

4 ウィルス感染では便秘になりやすい。

5 腸閉塞では下痢になりやすい。

 

 

 

 

 

 

 

 

「下痢」か「便秘」の反対語の問いになるので、その入れ替えを疑います!では解説から確認していきましょう!

 

1:×

寝たきりでは、運動量が減り、腸の蠕動運動が少なくなるため、「便秘」になります!

 

2:〇

モルヒネなどの麻薬性鎮痛剤は小腸の運動を抑制し、腸液の分泌を抑制するために、便が硬くなることによって「便秘」になります!

 

3:×

うつ病だと便秘になりやすい原因としては、服用する抗うつ剤の副作用に加えて、運動する機会の極端な減少や食生活の乱れなどが考えられます!

 

4:×

ウィルス感染では感染胃腸炎などの下痢になりやすいです!

 

5:×

腸閉塞(イレウス)は異物や炎症、腫瘍などにより腸管が塞がれた状態(機械的イレウス)、あるいは開腹手術などで腸管が麻痺(拡張)して腸の蠕動運動が障害された状態(麻痺性イレウス)です!下痢ではなく、便秘が症状になります!


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