新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第30回介護福祉士国家試験86


こんにちは(*^_^*)先週、卒業生が遊びに来てくれました!学生時代はクラスの問題児軍団でしたが、その分、思い入れも強い子たちです!それぞれの職場で頑張ってくれているみたいで安心しました!

 

 

 

「認知症の理解」の最後の問題ですね!

 

【第30回 問題86】

認知症の利用者Fさんは、施設外へ出て行って1人で帰れないことを繰り返している。Fさんへの予防的対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 Fさんが出ていこうとするたびに、制止する。

2 Fさんの視線の高さに合わせて、出入り口に「通行止め」と書いた札を貼る。

3 Fさんに「ここがあなたの家です」と、繰り返し説明する。

4 Fさんと一緒にスタッフも出かけて、戻るように指示する。

5 Fさんの日常の様子を観察した上で、出ていく理由や目的を検討する。

 

 

 

 

 

 

 

 

この上でまず必要なのはFさんが出ていく理由や目的を知ることです!その上で対応がされていきます!では解説しましょう!

 

1:×

行動を抑制しているため、身体拘束にあたりますね!

 

2:×

視線の高さに合わせて貼り紙をするのはOKですが、内容がFさんの言動を抑止(否定)するものなので×です!

 

3:×

認知症の方は記憶障害や見当識障害があり、出来事自体を忘れているため、説明されても理解できないです!

 

4:×

一緒に話をしながら散歩するなどはありかもしれませんが、戻るように指示するのはFさんの思いに寄り添っていないため×です!

 

5:〇

ここはそのままですね!まずは思いを聴くこと大切です!


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