新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第30回介護福祉士国家試験85


こんにちは(*^_^*)夏休みも今週で終わり、来週からは学校が始まります!夏の思い出に、先ほど、学生と近くの食堂でご飯を食べてきました!まだまだ暑い日が続きますが頑張りましょう!

 

 

 

 

では次の問題です!

 

【第30回 問題85】

Dさん(75歳、男性)は、介護福祉職のEさんの近所に3年前に引っ越してきた。Dさんは引っ越してきた時から1人暮らしである。最近、Dさんは、「米が盗まれてしまって、夕飯が作れなくて困っている。米を貸してほしい」と、夕方、Eさんの家をたびたび訪ねるようになった。Dさんの家族は海外赴任中の息子家族だけだと、以前Dさんから話を聞いたことがある。Eさんは息子と一度もあったことはない。EさんがDさんについて相談する機関として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 福祉事務所

2 地域活動支援センター

3 居宅介護支援事業所

4 認知症疾患医療センター

5 地域包括支援センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生には「介護保険を利用できる利用者」「相談する機関(地域の方の虐待の疑いのケース含む)」この2つがそろったら、「地域包括支援センター」を選ぶように話しています!では解説で確認します!

 

1:×

引用になりますが、「都道府県が設置する福祉事務所は、生活保護や児童福祉、母子・寡婦福祉に関する案件を扱い、市区町村の福祉事務所は、これらに加えて老人福祉や身体・知的障害者福祉の案件も扱う役割を担うことが社会福祉法で定められています。いわゆる福祉六法と呼ばれている法の下、福祉事務所には、ケースワーカー、医療ソーシャルワーカー、保健師などの専門職員が配置され、担当地域内の住民の相談に応じ、学校や病院、福祉施設などの関係機関、あるいは民生委員・児童委員などと連携をとって問題を解決に導く役割を果たしています。」とあります!Dさんの状況ではEさんが相談する機関ではないですね!

 

2:×

障害者等を通わせ、創作的活動または生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等を供与する機関であるため、Dさんの状況ではEさんが相談する機関ではないですね!

 

3:×

居宅介護支援事業所は在宅の要介護者等が在宅介護サービスを適切に利用できるように、その方の依頼を受けて、居宅サービス計画を作成します!Eさんの相談を受ける機関ではないですね!

 

4:×

都道府県及び指定都市から指定受けた医療機関で、認知症専門医、臨床心理技術者、精神保健福祉士または保健師が配置されます!認知症の専門医療の提供、地域の保健医療・介護関係者等との連携の推進、人材の育成等を行います!これもEさんの相談する機関ではないです!

 

5:〇地域包括支援センターには

①総合相談支援業務

②包括的・継続的ケアマネジメント支援業務

③介護予防ケアマネジメント業務

④権利擁護業務

の4つの業務があります!今回は①のケースで利用できそうです!ちなみに「認知症かもしれない」「介護に疲れた」「ご近所の高齢者の様子がおかしいので心配」などでも利用できます!


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