新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第30回介護福祉士国家試験58


こんにちは(*^_^*)

では次の問題です!

 

【第30回問題58】

Dさん(75歳、女性)は、以前は散歩が好きで、毎日、1時間ぐらい近所を歩いていた。最近、心不全が進行して歩行がゆっくりとなり、散歩も出かけず、窓のそばに座って過ごすことが多くなった。食事は、すぐおなかがいっぱいになるからと、6回に分けて食べている。「夜、横になると呼吸が苦しい時があり、眠れていない」という言葉が聞かれるようになった。Dさんへの安眠の支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 寝る前に、肩までつかって入浴する。

2 寝る30分前に、少量の食事を摂取する。

3 以前のように、毎日1時間の散歩を再開する。

4 就寝時は、セミファーラー位にする。

5 朝、目覚めた時にカーテンを開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心不全とは、全身に血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下し、身体の各組織が必要とする血液を送り出せない状態のことです!では解説で確認していきましょう!

 

1:×

心臓機能障害の方の入浴は、湯につかるのは心臓より下で、ぬるめの湯で、長時間の入浴は避ける必要があります!

 

2:×

食事は胃や腸の動きが活発になるので、寝る3時間前に済ませておきましょう!

 

3:×

息苦しさなども考えられるため、以前のようではなく、無理のない範囲で散歩してもらうことはありかもしれないですね!

 

4:〇

臥床すると呼吸困難が悪化するため起座位やセミファーラー位が適しています!

 

5:×

横になると息苦しいDさんの安眠についての設問なので、あまり意味がないと考えられます!


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

こまち介護転職 新潟介護専門家ブログ

カテゴリー