こんにちは(*^_^*)
いよいよ国家試験まで1か月になります!うちの学生たちも年末ですが、ぎりぎりまで学校に来て追い込んでいます!
では、今回も生活支援技術の「入浴介助」でいきます!
【第26回問題51】
右片麻痺があり一部介助があれば歩行できる利用者の入浴介護として、適切なものを1つ選びなさい。
1 浴室内では、介護職は利用者の左側に付き、腕と腰を支えながら一緒に移動する。
2 浴室の出入り口に一段の段差がある場合は、左足から下がり、右足から上がる。
3 浴槽に入るときは、まず右足を入れ、次に左足を入れる。
4 浴槽から出るときは、浴槽の縁やバスボードに座る。
5 介護職が利用者の全身を洗う。
介助の基本は「自立支援」です!片麻痺の方への介助方法は頻出問題なので、健側と麻痺側の確認をしておきましょう!ちなみに、介護職は麻痺側側に立っての介助が基本ですが、食事介助のみ健側側に立ちます(麻痺側の食べ残しが観察しやすい)!では解説していきます!今回の問題では右片麻痺であるため、右側が麻痺側、左側が健側になります!
1:×
入浴では介護職は麻痺側に位置することが原則です!今回は左側ではなく、右側になります!
2:×
段差の歩行では、健側の足→麻痺側の足の順で上げます!今回は左足→右足の順です!
3:×
浴槽にはいる時は、健側から入り(温度など確認します)、出るときは患側になります!今回は入るときは左足からになります!
4:〇
浴槽の縁やバスボードにいったん座ることで、「浴槽をまたぐ」ことがないため安全に入浴できます!