新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

がっきの予想⑯


こんにちは(*^_^*)

今回からは「生活支援技術」で予想していきたいと思います!その中でも、身体介護の部分を中心に確認していきます!

今回は「口腔ケア」です!学生も授業で自分の口腔や歯を使って口腔ケアの方法を学んでいきます!

 

 

 

【第27回問題45】

介護が必要な利用者の口腔ケアの方法として、適切なものを1つ選びなさい。

 

1 ベッド上で実施する場合、仰臥位(背臥位)にする。

2 全部床義歯(総入れ歯)の場合、上から外す。

3 ブラシの部分が大きく硬い歯ブラシを選ぶ。

4 うがいできる場合、ブラッシング前にうがいをする。

5 舌苔は残さず取り除く。

 

 

 

 

 

 

口腔ケアは食欲増進や感染症の予防などにつながる非常に大切な支援になります!そのため、出題頻度も高くなっています!では、解説しましょう!

 

1:×

仰臥位で行うことで、顎が上を向き、唾液が肺に入ってしまい、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまいます!ベッド上で行う場合は、座位またはファーラー位で行い、起き上がれない場合は側臥位で行います!その際、麻痺側は下にしないように注意しましょう!

 

2:×

下の義歯から外し、上の義歯から入れます!上の義歯の方が下の義歯より大きいため、このようにすると無理に口を開ける必要がなくなります!

 

3:×

高齢者は口腔内の粘膜が薄く傷つきやすいです!そのためブラシ部分は小さくて丸いもので、硬さも普通から柔らかいものを選びます!「大きい⇔小さい」「硬い⇔柔らかい」など反対語の入れ替えに注意しましょう!

 

4:〇

先にうがいをすることで、残渣物を口腔内から取り除くことができます!また、口腔内の乾燥を防ぐことができ、粘膜が傷つくことも防止できます!

 

5:×

舌苔とは、口腔粘膜の剥離した上皮細胞や細菌、食物残渣や唾液成分などが舌に付着したものです!舌苔中の細菌が肺に入ると誤嚥性肺炎を引き起こす原因になりますが、舌表面の粘膜を保護する役割もあるため、残さず取り除くと舌を傷つけてしまうので注意が必要です!


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