新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

障害の理解②


こんにちは(*^^)v

障害の理解の第2弾です!勝負の夏、皆さんは勉強されていますか?私も愛読書である「国試ナビ」を手に入れて勉強しています!

 

 

 

【問題93】すくみ足の症状が見られる疾患として、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 パーキンソン病

2 脊髄小脳変性症

3 デュシェンヌ型筋ジストロフィー症

4 脳性麻痺

5 脊髄損傷

 

 

すくみ足=パーキンソン病」くらいのイメージで持っておくといいと思います!介護福祉士の国家試験ではこのイメージしか出てきません!

ちなみにパーキンソン病の症状についてはこちらを参照ください!http://www.kyowa-kirin.co.jp/parkinsons/howto/symptoms/

他に押さえておきたい症状は歩行です!前かがみで歩幅の狭い歩行の「小刻み歩行」や1歩目がなかなかでにくい「すくみ足」がよく出題されます!「嚥下障害」なんかもあまり知られていませんがあります!では「がき解説」いきます!

 

 

1:〇

すくみ足の代表的な病気になります!

 

2:×

脊髄小脳変性症は両足を広げ、よろけるように全身を左右にふらつかせながら歩く「失調歩行」が特徴です!

 

3:×

デュシェンヌ型筋ジストロフィーは骨盤が傾き腰を左右に振って歩幅が狭くなる「動揺性歩行」が特徴です!

 

4:×

脳性麻痺は尖足で両膝をするようにして歩く痙性対麻痺歩行(はさみ歩行)が特徴です!

 

5:×

脊髄損傷は損傷された部位より下方の運動麻痺や感覚障害が起きるのが特徴です!

 

 

 

 

 

【問題96】

Fさん(47歳、男性)は、重度の知的障害(障害支援区分3)があり、母親の世話を受けながら自宅で暮らしている。母親が高齢になったこともあって、Fさんは、障害福祉サービスを利用して、介護福祉職と一緒に病院へ通院することになった。Fさんが利用する障害福祉サービスとして、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 行動援護

2 同行援護

3 生活介護

4 療養介護

5 自立訓練

 

 

 

今回の短文事例は知的障害者であるFさんの通院時の付き添いできるサービスを選ぶ問題になります!障害者総合支援法のサービスは内容+対象をきちんと押さえておきましょう!

 

 

1:〇

行動援護は対象が「知的障害」「精神障害」により常時介護を要する障害者(児)の外出時における移動中の介護などの必要な援助を行うサービスです!病院への付き添いも含まれます

 

2:×

同行援護は対象が「視覚障害」になります!外出時の移動などの介護という点では行動援護と似ていますが、対象となる障害に違いがあることに注意しましょう!

覚え方は「同行→瞳孔→目→視覚障害が対象」で学生には伝えています!

 

3:×

生活介護は「障害者支援施設」で主に昼間の介護、創作活動の提供などを行うサービスです!Fさんは自宅で生活しています!

 

4:×

療養介護は医療を要し常時介護を必要とする障害者に対して主に昼間、「病院」などで行われる機能訓練、日常生活の介護などを行うサービスです!

 

5:×

自立訓練は、一定期間、身体機能または生活能力の向上のために必要な訓練を行うサービスです!身体障害者を主な対象とする「機能訓練」知的障害者および精神障害者を対象にする「生活訓練」に分かれます!


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