新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

障害の理解①


こんにちは(*^_^*)いよいよ学生も夏休みに入り、勉強モードに入ってきました!夏の頑張りが合格へのカギですから頑張ってほしいです!

ここからは「障害の理解」に入っていきます!介護福祉士を目指す方は高齢者福祉の分野には詳しいですが、なかなか障害分野はなじみが少ないため、点数が伸びない傾向にあるようです!

とはいえ、5択であるため、きちんとポイントを押さえておけばある程度は点数がとれるのがこの科目の特徴ではないでしょうか!「6点」を目標にしていきましょう!

 

 

【問題89】

高次脳機能障害の注意障害に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 同時に2つ以上のことに気配りできない。

 

2 突然興奮したり、怒りだしたりする。

 

3 日常生活を計画して実行できない。

 

4 物の置き場所を忘れる。

 

5 1つのことにこだわって他のことができない。

 

 

 

高次脳機能障害は「記憶障害」「注意障害」「遂行機能障害」「社会的行動障害」の4つの症状と「半側空間無視」を押さえておくことが得点のカギになります!

http://www.f-gh.jp/koujinou/koujinou2.htm

 

では「がき解説」いきます!

 

1:〇

同時に2つ以上のことができなかったり、何かをするとミスしたりするのは「注意障害」の特徴です!

 

2:×

子供っぽい行動をするのは社会に適応できていない行動である「社会的行動障害」です!

 

3:×

選択肢の症状に加え、誰かに指示してもらわないと何もできない・行き当たりばったりの行動をするのが「遂行機能障害」の特徴です!

 

4:×

新しい経験や情報を覚えられなくなるなど「記憶障害」の特徴です!

 

5:×

選択肢の固執性は「社会的行動障害」の特徴です!

 

 

 

 

 

 

 

 

【問題91】

自閉症スペクトラム障害のある人への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 こだわり行動に対しては、介入しない。

 

2 不適切な行動をとっているときは、強く制止する。

 

3 予定の変更があるときは、メモや絵を使って、予告する。

 

4 情報を伝えるときには、一度に多くの情報を提供する。

 

5 パニックを引き起こす事柄を克服できるような訓練をする。

 

 

自閉症とアスペルガー症候群の分類をなくし「自閉症スペクトラム障害」に変更されました!この障害の特徴は「社会性」「コミュニケーション」「想像力」です!では「がき解説」いきます!

 

 

1:×

こだわりに対しては本人や周囲への危険などもあるため、話を聞くなど介入していくことが必要になります!

 

2:×

「強く」というのはNGワードですね!「ダメ」というより「~します」と適切な行動を短い言葉で具体的に伝えたほうがよいです!

 

3:〇

自閉症スペクトラム障害の方にとっては視覚的な情報の理解しやすくなります絵カードなどは有効なコミュニケーション手段になります!

 

4:×

「一度に多く」が×になります!情報を処理することが苦手なので1つずつゆっくり伝えることが大切です!

 

5:×

障害の理解において「克服」という言葉はNGワードになる場合が多いです!ノーマライゼーションの考え方からも障害を「克服」するではなく、「抱えていても」という考えになっています!パニックを克服するよりも引き起こす事柄を取り除く必要があります!

 

 

 

【カープ情報】

素敵な記事があったので紹介します!http://number.bunshun.jp/articles/-/828527

 

 

 

 


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

こまち介護転職 新潟介護専門家ブログ

カテゴリー