新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

ロールモデルがいるということ


8月5日は、新潟医療福祉大学のオープンキャンパス第1日目でした。

梅雨明けをした暑い暑い夏休みの土曜日。

一日で、ナント1,500人もの高校生やそのご家族に来場いただいたとのこと!

ありがとうございました。

 

オープンキャンパスというのは、今やどこの大学でもやっている当たり前のイベントですが、私が高校生の時にはそんなのなかったなぁ・・・私も行ってみたかったなぁ・・・などと思うのは、オープンキャンパスでスタッフとして活躍する学生の姿を見る時。

 

島見福太郎さんと一緒に(笑)、「介護コースへようこそ!」と笑顔で迎える介護コース2年生の男子

アウトドア派とのことで、こんがり日焼けしてますね~(#^.^#)

インドア派の福太郎さんとは対照的。

 

介護のキーワードを来場した高校生に解説する学生

ヤングケアラーやケアメン、介護殺人( ゚Д゚)・・・なんてキーワードも。

この学生、なんとまだ1年生!つい数か月前までは、まだ高校生。

でも、しっかり説明する姿はとってもかっこいい!と女子高生の背中が(多分)語っています。

 

そして、この日の社会福祉学科のプレミアム企画は、会津若松市にある武田綜合病院で医療ソーシャルワーカーとして働く卒業生、堀愛子さんによる講演と在学生によるトークセッション。

まだ今年の3月に卒業したばかりなのですが、第一線で働く姿はとても眩しかったです☆

急性期の患者さんやご家族との相談業務を行っている堀さんの語る言葉で印象的だったのは

「この仕事のやりがいは、<完成形>がないところ」

もっと話を聴けていれば、もっと他の選択肢も提供できていたのではないか・・・など後悔をすることも少なくないそうです。でも、どのケースでも、これで完璧だったと思えることはないからこそ、次はもっと、その次はもっと・・・と日々悩み続けるところが、仕事の大変さであると同時に大きな魅力だと語っていました。

その姿のかっこいいこと!

 

高校生だけでなく、在学生も、こんな風になりたい!と近い将来の自分の姿を思い描くことができたことでしょう。

身近に感じることのできるロールモデルがいる、ということは大きいです。

どんなに教員が言葉を尽くして情熱的に語っても、「先輩」には勝てませんね~(;´・ω・)

 

オープンキャンパスでは、様々な体験コーナーや情報コーナーなどためになって、役立つ企画が盛りだくさん!

アイスクリームがもらえたり、ユニフォームを着て記念撮影ができたりするお楽しみコーナーも人気です。

でも、福祉や医療を学ぶ学生たちと、直接話をすることのできる機会はとても魅力的ですよ!

高校生の皆さんだけでなく、どなたでも!

当日受付もOK!

ご来場、お待ちしています♪ お気軽にどうぞ~!


About the author

五十嵐 紀子

未来の介護福祉士が現場実習で学んだこと、教室で学んでいることのあれこれを、コミュニケーション研究者がつづります。介護の世界は驚き・感動・発見もりだくさんのワンダーランド。介護におけるコミュニケーションの難しさとおもしろさ、介護職のカッコよさを伝えます!

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