今週のゼミは、これまでのデイサービス訪問の振り返りをしました。
各自、3回の訪問で感じたことなどを付箋に書いていきます。
具体的にどんな時にそそのような思いを抱いたのか、などを話しながら、みんなでその時のシーンを思い出したり、考えたことを共有したりしました。
最初の振り返りでは、思いを言葉にすることができず、それをポスターという形で表現したのですが、今回はどんどん出てきます。
その中で特に印象的だったのが、「応援してもらっていると感じた」というコメント。
この活動は一見、学生たちがデイサービスの利用者さんたちを慰問した、ような形ではありますが、実は、学生たちの方が支えてもらいに行っていたのだと気づいたのでした。
利用者さんのために良い時間を作りたい、楽しんでいただきたい、と思って毎回訪問していたけれども、初めての経験に緊張したり、何を話せばよいのかわからなくなって戸惑ったりしている学生たちを、利用者さんたちが温かく見守り、応援して下さっていたのです。
私たちはいつもセカセカと動いて、時間を気にし、待つことが苦手。だからこそ、うまく言葉が出てこない時や、何を話せばいいかわからない時は焦ってしまいます。
でも、利用者さんたちは、そんな時もにこにこしながらずっと待っていて下さった。待ってもらうことのありがたみを感じたことで、待つことの大切さに気づかされたのでした。
まるで孫に接するように大きな懐で温かく接して下さり、学生のこれからの成長を応援して下さっている。
そんな気持ちにこたえようと思う気持ちが、これからの勉強の励みになること、間違いなしです!
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